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@60(大) ページ10

「ほんま迷惑や。どんだけ気弱いねん。」
「関ジャニ∞の人気が下がるわ。」

背中を向け置いて行くメンバー。
「待って、ごめん!迷惑かけへんから!!頑張るから!まってや!!やす!村上くん!!待って!亮ちゃん、、!!」

おおくらっ!!!

この声で目が覚めた。

「、、亮ちゃん?」

「大倉、大丈夫?凄い苦しそうやったけど、、とにかく熱が上がっちゃうから汗から拭いて。」

はい。とタオルをくれる亮ちゃん。
言われて熱があることも汗をかいてることも知った。

「大倉、誰もどこにも行かへんよ。俺もメンバーも、大倉の事大好きやし、大倉おらな、つまらへんもん。」

「ごめんね、夢でも迷惑かけて、ほんまごめんなさい。」

「あのな、大倉、本気でみんな迷惑やと思ってないの。大倉がさっき倒れた時、びっくりしたけど、悲しかった。また、こんなになるまで我慢したんや。って」

なにも言うことができずに下をむいてしまった俺の頭を抱きしめる亮ちゃん。

「ごめんな。あんな事言わせて。思ってもない事言わせて、、大倉が甘え下手なの知っとるのに全然甘えさせてやれなくて。 「違う!ちゃうよ!

焦って顔を上げると、困った眉で、でもなんとなく頼もしい顔で微笑んで、頷いた亮ちゃんは、今度は頭を撫でた。

「大倉はわかってないけど、甘え下手だと思うよ。みんなのことをよく見てくれてるから。その分気を使うんだよね。わかってる。それが大倉のいいところで悪いところだから、みんなで支えるから。メンバーにもたれてな。頼ってな。」

泣くしかなかった。自分より自分の事を見てくれてるメンバーに囲まれてると。心がスッと落ち着いた。

「ありがとう。」

亮ちゃんはニコッと笑って
「俺たちの方がいつもありがとうって気持ちでいっぱいやで、大倉。」とタオルで涙を拭いてくれた。

クラッと視界がズレる感じがした瞬間亮ちゃんが支える。

「大倉、ご飯作ってくるから、もうちょいねてて。早く治さな、今日の仕事も行くとか言うんやろ、どうせww」

「行く!仕事は行くよ。」

「やっぱり馬鹿やな。じゃぁ、寝て待ってて」

言われた通り、ゆっくり横になってまた少し眠った。

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いおり(プロフ) - 続き嬉しいです。 (2018年9月20日 8時) (レス) id: 0a45d4f0a2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり - 一番好きです!頑張ってください (2018年9月16日 9時) (レス) id: 3ca8ebf952 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ - はじめまして。更新ありがとうございます。最終話、メンバーの皆さんいい方向で終わるように願っています。 (2018年3月15日 15時) (レス) id: 1a24a66dca (このIDを非表示/違反報告)
くらら - 更新いつも楽しみにさせてもらってます (2017年12月12日 18時) (レス) id: e570740c87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかか | 作成日時:2017年8月12日 8時

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