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@65(錦) ページ15

全然寝てなかったせいで仕事が終わり、家に着くなりすぐにベットに行った。

風呂にも入らずぐっすり。
寝る直前まで大倉は大丈夫かな〜なんて考えていたのに夢は旅行に行ったりサーフィンしたり、幸せな夢をただただ見てた。

それから目がさめる頃には太陽がすっかり上りきっていた。
寝すぎやろ、何時や、と時計を見ると1時。
やっば、どうゆう生活やねん。
携帯を見ると着信履歴に大倉の一件。
留守電になっていて、音声を聞くと

『、はぁはあはあ、けほげほげほ、、けほ、はあ』

時間を見ると俺が帰ってきて寝てすぐだろうと思われる時間だった。

くそ、大倉が珍しく頼ってきた時に限って…支えるって約束したばっかやのに。

急いで準備をして大倉の家に向かう。
あぁ、そうだ大倉に開けてもらわな、、もう合鍵作ろうかな。なんて考えながら大倉に電話をかけた。

プルルルル プルルルル ガチャ
『…ん、』
「もしもし、大倉?今な家の下におんねん、開けてくれへん?」
『…なんで、おんの、?』
「大倉が頼ってくれたから。って言ってもめちゃくちゃ遅なってごめんな、とにかく開けてくれへん?寒いねんここ。」

大倉は無言のまま開けてくれた。

電話を繋いだまま急いで大倉の部屋に向かう。
『…亮ちゃん、ごめんな、俺大丈夫やで』
「大丈夫でも呼んでええんよ、ほら、ついた。」

そうゆうと電話越しに少しきつそうな呼吸と歩く音。そして扉が開いた。

ガチャ。

「大倉。お待たせ、遅なってごめんな。」

大倉は俺の言葉をきくなり涙をたくさんこぼしながらごめんと謝って口元を押さえていた。

「大丈夫やって、謝ることやない。ほら、入って。熱治ってへんのやろ。」
「…うん、ごめん…」

そう言って部屋に押し込もうと触った体が異常に熱い。

「大倉、今何度や。」
「……40、」
「取材、行ったんか??この熱で?」
「帰ってきてから、熱、測って、、ぐす、きつなって、、ぐす、」
「大倉、お前な、「ごめっ、ごめんなさい、ごめん、、」

またすぐカッとなって喧嘩腰で叱るような言い方をしてしまう。ただでさえ弱ってるのにこれ以上辛くさせてどうするんだ。なんのために来たんや。

「…大倉、ご飯、お粥食べれたんか?」
「ごめ、、食べられへんかった…ごめん…」
「あ、ええよ。新しく作るな、それまで寝とって。」

とにかくずっと謝る大倉を部屋まで連れて行き、無理やり寝かせてキッチンへ向かった。

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いおり(プロフ) - 続き嬉しいです。 (2018年9月20日 8時) (レス) id: 0a45d4f0a2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり - 一番好きです!頑張ってください (2018年9月16日 9時) (レス) id: 3ca8ebf952 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ - はじめまして。更新ありがとうございます。最終話、メンバーの皆さんいい方向で終わるように願っています。 (2018年3月15日 15時) (レス) id: 1a24a66dca (このIDを非表示/違反報告)
くらら - 更新いつも楽しみにさせてもらってます (2017年12月12日 18時) (レス) id: e570740c87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかか | 作成日時:2017年8月12日 8時

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