@7(大) ページ7
あまりにもみんなの顔が怖く、
見透かされている気がして、
笑いながら「なんやねん、そんな顔で見んとってや。」と顔を下に戻す。誰かが俺の言った患部に氷を当ててくれているのを見て
ーーー痛がらなきゃ、バレる。
そして、不自然とも思ったが
「いったぁ〜、、これ青あざ確定やわぁ〜、最悪や〜。」と小芝居をしながら右手首をさする。
氷を持つ横山くんの顔をみて、ありがと、自分でできんで。と笑い
氷を取った後、ゆっくりと本当にゆっくり立ち上がった。
みんなが大げさに支えてくる。
「大丈夫やって、つまづいただけやからw」
支えてくれている手に少し触れははっと声を出して笑う。
それでも、皆絶対に俺のそばから離れずに楽屋まで歩く。
「なんやねん〜、気にしすぎやって〜、も〜子供やないよぉ〜??」
そうゆうと、そやね、と亮ちゃんと安以外が
少し距離をとって楽屋に戻った。
亮ちゃんと安は
まだ、心配そうな顔をしてついてきたが、
そこゎ正直、俺自身いつ目眩がくるか分からず怖かったのでなにも言わずに、痛いわぁ〜ははは〜と
笑いながら3人で楽屋に入っていった。
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さき(プロフ) - 面白いです。続き楽しみにしてます! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 9de58ac01e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おかか | 作成日時:2017年6月26日 7時