くまさん(病)

@46(錦) ページ46

大倉が血を吐いてから3日、かなり順調によくなり、かなり回復した。

おとなしくして、薬もイヤイヤとのみ、
毎日日替わりで俺と章ちゃんが交互に様子を見にきた。

大倉は元々元気そうな顔だったせいで見た目的にはなんの変化もなかったけど、咳の量も減り、声も普通に出せるようになった。

「亮ちゃん〜〜もう家帰りたいわ〜なんでそんな重症やないのにずっと入院なん〜なぁ〜〜」

たまに咳が出るといっても会話中に前ほど苦しそうに話す事もなくなった。
ただ、家に帰りたいストレスは凄いみたいだがww

「大倉が家帰ったら無理して薬飲まななったりせんように、監視してんねん。ww」

適当なことを言って笑っといたが、先生はストレスが何からくるかわからない今、本当なら通院で改善したいが多分こないだろうということで、少し、精神病に効くような薬も投与しているようだ。
もちろん、無断では入れていない。投薬の紙には書いてある。

大倉が読まないことをわかって。こうやってやらな、大倉が良くならないことを先生は良くわかっているようだ。ww

大倉は、なんや〜薬くらい飲むわ〜とぶつくさ言いながら携帯をさわり、あ！そういえば！と目をキラキラさせ俺を見る。

「明後日やんな！みんなで収録！あ、そん時、ちゃんとなんもないでって報告するな！みんなわかっとるやろうけど、一応俺の口から！変な心配されたないし！」

笑顔でキラキラ言っているが、正直全然大丈夫じゃないんだけど、、わかってるかな、ストレスを改善しないとまた、体調崩すかもしれないこと。
また、機嫌悪なるから言わへんけど、俺と章ちゃんでちゃんとケアせな。

「大倉？我慢だけはしたらあかんよ？」

「ん？我慢とか俺した事あらへんよ？仕事も、プライベートも楽しくやらせてもらってるし、ほんまありがたい。亮ちゃんも、ごめんな？この1週間くらいほんま迷惑かけたわ。なんかあったらゆうてや。」

あの、かわいい笑顔でふふっと笑いありがとう。と言った。

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