@39(錦) ページ39
やばい。撮影もあと章ちゃんの撮影で終了。
何で?どこでバレた?勘が鋭すぎんねん。
なんて言い訳すれば。もう正直に…でも、大倉と約束しとるし…
色々、ごちゃごちゃ考えていると笑顔で手を振りながら走ってくる章ちゃん。
あかん、もうこれは正直に話すしかないやん。大倉ごめん…約束早々に…
「え、亮ちゃんなんでそんな泣きそうな顔するん!泣かんでや〜〜、そんな俺と飲みに行くん嫌なん?」
どうやら考えすぎて目が潤んでた様で、何か違う方に勘違いされた。まぁ、ある意味正解なのだけれど。
「ちゃう!ちゃうよ!大丈夫!でも、何てゆうか、ほら…」
「、、、大倉の事?なんかあったんやな。」
急に真面目な顔になる章ちゃん。とりあえず、帰りの準備しよ。と俺の手を取って待っていた部屋に戻った。
部屋で身支度といっても衣装も衣装部屋で着替えているから持ち物をポッケに詰めるだけ。
「どうする〜〜亮ちゃん何食べたい?」
今から章ちゃんに大倉の事話ししたらどうなるんやろ。こんなに落ち着いていられへんよな。はぁ、もうどないしよ。
「亮ちゃん、大倉の事、ほんまに話せへん事ならええで、話さんで。でも、俺はただ、メンバーとしてちゃんと知っときたい。」
すごく真面目な、真剣な顔で言われた。
もう、これ話す以外の選択肢ないやん。大倉ごめん…でも、章ちゃんだけやから。
「うん、分かってる。焼肉いこっか。」
章ちゃんはいつものゆるい顔に戻ってわかった〜とカバンをもつ。
「いつも俺が行ってるどこでええ?」
「どこでもええよ〜上手ければww」
なんて普通の会話をしながら2人で部屋をでた。
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さき(プロフ) - 面白いです。続き楽しみにしてます! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 9de58ac01e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おかか | 作成日時:2017年6月26日 7時