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@23(大) ページ23

亮ちゃんも安もめっちゃ心配してくれてるなぁ〜。

まぁ、今回はほんまに大丈夫やと思う。
体調悪ないし。安とのご飯の約束もあるし。
さっさと仕事終わらせな。

「じゃぁ、いきます〜まずは正面からですね〜」

そう言われた瞬間少し不安になった。フラッシュ大丈夫かな、、、
撮ってみるとなにもなく、他のショットもなんなくこなせた。

「次1人ずつの撮影になります!2、3枚くらいしか撮らないので撮られない方2人もここで待っていただいて大丈夫ですか??」
「「「了解です〜」」」

わざわざ戻るのもめんどくさいとここにいる皆んなが思ったのだろう、声を揃えて返事をした。

「じゃぁ、大倉さんから撮りましょうか!いきますよ〜」

元気な声で撮影が再開された。
1枚目は問題なかったが、2、3枚目がグラッとした。
気づけばセットにあった椅子に手をかけてた。

「大倉さーん、もう少し笑顔もらえますか〜?」
「あ、はい!すみません!、」

大丈夫だろうか、安と亮ちゃんには気づかれてないだろうか、

不安になり、ちらっと2人を見ると楽しそうにお喋りしていた。よかった、これ以上無駄な心配はかけられない。
そう思いながら撮影していると「大倉さん?」とまたカメラマンさんに声をかけられた。


「あ、すみません!はは」
と無理やり笑いカメラにだけ集中したが、怖くて視線を外したポーズばかりになる。別にどんなポーズとゆう指定はなかったので、大丈夫だったが、次からの撮影、、俺どーするんだろ。

「はい!以上です!!次安田さんお願いします!!」
「は〜〜い!お願いします〜〜!大倉お疲れ〜〜」
と、軽くハイタッチして俺は亮ちゃんのところにゆっくり歩いた。なんだかまだ視界が定まってないような、変な感じがしたのでゆっくり歩いて、おいしょ、と椅子に座る。

「お疲れ。なんか、大丈夫?取り直し多なかった?」
「え?嘘。普通やでw気のせいちゃう?www」

どうやら、亮ちゃんは軽く見ていたみたいだ。気のせいやって。とごまかし、
「はよ、終わらせて安とご飯いくねん」
と話をすりかえると珍しく亮ちゃんから
「え!俺聞いてへんよ。俺も行きたい!」と自己主張してきた。

これはかなりレアです。自分から行きたいなんて言わへんのに。驚きすぎて安の許可も取らずええよ。と返事をしてしまった所で安と亮ちゃんが交換。

「お疲れ〜〜、がんばって〜〜」と
ゆるい安の声に見送られ笑顔で亮ちゃんは撮影に向かった。

@24(大)→←@22(安)



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さき(プロフ) - 面白いです。続き楽しみにしてます! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 9de58ac01e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかか | 作成日時:2017年6月26日 7時

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