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@3(村) ページ3

いつもより少し遅なったわ〜
まぁ、遅いゆうてもまだそんな揃っとらんやろうけど

「おっはよーさん〜」

扉を開けると何やら食べながら
携帯をいじっている丸と、横になった大倉。

「なんや、えらい珍しい人達がはよ来てんな。」
「信ちゃんおはよぉ〜!!」

ゆるいのか、元気なのかよく分からないテンションでいつものように挨拶をしてくる丸。
大倉は相変わらずおやすみのようなので
そっとしておき定位置に腰を下ろす。
新聞を開いて読もうとした時、「う、ふぅ、、」
とゆう声と共に眉間にしわを寄せ寝返りをうつ大倉。

「なんやねん、あいつの寝言。なんの夢みとんねん。」
「せやねん、さっきからずっとあんな調子なんですわ〜」

丸は、俺の気持ちも汲み取ってくれたのか、
心配そうな顔で「嫌な夢でもみとるんかなぁ〜」とつぶやきながら大倉を見ていた。

その時、大倉が目を開けたが焦点が合ってない感じで目だけをキョロキョロと泳がせた。

「大倉?おはよ〜」

その声でやっと俺の方を見て
「あ、村上くんやぁ〜おはよぉ〜」

そしてかなりゆっくり起き始めた
「あれ、まだ全然揃っとらんやん。まだ寝れたやんか〜。」
「いや、お前どれだけ寝たら気がすむんや!!」
「ははは〜!さすがやわ村上くん。良いツッコミ!ww」
「てゆうか、お前の起き方冬眠明けの熊と変わらへんで。のっそのそ起きよって。体調悪いんか?」


「なにゆうてんの?村上くん。村上くんこそ体調悪いんとちゃうの?ふふ」

笑いながら毒のある冗談をゆう大倉を見て丸も俺もさっきの心配は無駄だったのだと思った。

@4(丸)→←@2(大)



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さき(プロフ) - 面白いです。続き楽しみにしてます! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 9de58ac01e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかか | 作成日時:2017年6月26日 7時

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