@11(大) ページ11
まさかあんなに怒られるとは思っていなかった。
帰りはタクシーに乗り、家まで帰る。
病院へは行かない。目眩だけで病院なんてダサいし、そんなに心配する事じゃない。
家に着いて、取りにあえずお風呂と着替え、
今日は夕方から雑誌の取材が何個かある。
午前中でまとめてほしかった、なんてここにはいないマネージャーに文句を言いながらベットにダイブ。
アラームをかけて、マネージャーにお迎えを頼もうか、タクシーで行こうか、、迷っているうちに眠りに落ちた。
ブーブーブー ブーブーブー
アラームではなく、電話の音。
携帯を覗くと安からの着信だった
「なに〜?今もう気持ちよく寝とったのに〜」と
カスカスの声で文句を言う。
「やっぱり、病院いってないやん。」
さっきの楽屋での出来事をすっかり忘れていた俺はなに言うてんねやろ、この子。と少し黙って、はっとなった。村上くんにあんだけ怒られたんや、まずい。でも、安は探りなんかするタイプでも、無理強いするタイプでもない。大丈夫だと確信を持っていた。
「まぁ、ええけど、大丈夫なんか。」
「皆大げさやねん、大丈夫やで、全然痛ないし。午後から取材もあるから寝たいし。」
「そか、あんま無理すんなよ?なんかあったらメンバーにゆうてよ?」
安は、無理強いはしなかったが、謎の言葉を残して
じゃぁ、バイバイ。と電話を切った。
何の電話だったのか謎のまま、まだ少し寝れる。と急いで眠った。
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さき(プロフ) - 面白いです。続き楽しみにしてます! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 9de58ac01e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おかか | 作成日時:2017年6月26日 7時