玉狛第零隊【天羽月彦】

第０話 ページ46

若菜(仮名)さんからのリクエスト。


「あら、琥珀じゃない！」

「あ、望。」


私はつっきーの部屋の帰りだった。ちょうどその時望にあったのだ。


「加古隊入らない？イニシャルKだからいつでもOKよ！？」


私のイニシャルがKなので会うたび会うたび入れと言ってくる望。

私は会うたび会うたび丁寧にお断りさせてもらってる。


「そう言えば天羽と付き合い始めたって本当なの！？アンタ！」

「え？」


ガクガクと肩を揺さぶられる私。

……どこからその情報手にいれた。

望にチクった奴出てこーい。

殴るから。てか殴らせろ。


「私の情報網をなめないでちょうだい！で、本当なの！？」

「……い、一応……。」


「キャー！」と何故か叫ぶ望。

私の肩を揺さぶるのを止めてくれたのは嬉しいけど急に止めるものだから勢いあまってしりもちをつく私。

おしりが痛い。


「こうなったら…女子会よ！」


どこでそうなった。

玉狛支部に呼びたされた女児達。

メンバーは宇佐美、小南、望、那須さんなども来ていて以外。

って言うかつれてきていいの？体が大丈夫？

本人に聞くとトリオン体で来たから大丈夫とのこと。

ちなみに名前呼びになった。

何故杏が来ていないのか、そんな理由は皆さんのご想像にお任せしよう。


「で、いつから付き合い始めたの！？」

「それ、私も気になる！」

「えっ！猫センパイ付き合ってる人いたの！？なんで私に教えてくれなかったのよ！」


等々。私は質問攻めにあった。

いつ付き合い始めたのか、どこが好きになったのか、彼氏の良いところは、キスはもうしたのか………。

根掘り葉掘り今日は聞かれ寝れなかった。


「あれ？猫センパイ疲れた顔してるね。」

「うん、疲れた。」


私がそう言うと遊真がココアを持ってきてくれた。

最近作り方を覚えたらしい。

結論の遊真いい子。女子恐い。

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