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第六幕 マフィア ページ7

彼女は路地裏に迷い込んだ
とっさに来てしまった路地裏
何かしら違和感がある

まず、人の血の匂いがする
誰かが殺されたのであろう
そう彼女は考える

もう一つ
それは

この路地裏に誰かがいるという事だ
何かしら声がかすかに聞こえてくるからだ

「芥川先輩…任務達成です」

「ああ……よくやった樋口」

ふとそこで彼女は思った
芥川と樋口に聞き覚えがあった

芥川龍之介と樋口一葉だ
そう彼女は思った

しばらく話を聞くことにした

次の話の内容だ

芥「樋口……異能力:華麗なる命令の持ち主は……見つかったか……?」

異能力の名前を聞いた瞬間心臓が高鳴った

樋「いえ……まだ見つかっていません……」

芥「そうか……」

これはやばいと彼女は思い
路地裏から抜けようとした

ガサッ

彼女はやってしまった
足音を立ててしまいその足音に彼らは気づいたのだ

彼女が気づいた時は遅かった

樋「芥川先輩!」

芥「『異能力:羅生門』」

これはやばいと彼女は思った

ふと神からのメールの内容を思い出した

(ありとあらゆる生物や自分で作り出す精霊や生物に命令をして,自分で操ることができる。また、相手に命令もできる)

異能力の説明を思い出したのだ
彼女は異能力を使った

異能力を使った彼女の周りは紫の文字らしきもので囲まれていた
それに彼らは気づいたのだ

樋「芥川先輩!あれは!?」

芥「間違いない……華麗なる命令だ……」

『遅いよ……』

そして彼女はこう言った

『「異能力:華麗なる命令」芥川,樋口,自分の居場所に帰れ!』

彼女がそう言った瞬間
芥川と樋口は消えた

2人はポートマフィアの本拠地に飛ばされたのだ

彼女は安心したが

彼女は知らなかった


______________この場面を誰かに見られていることを

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作者名:フ瑠ラン&明南 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年11月7日 18時

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