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第壱幕 世界 ページ3
*
「一葉」
「はい!師匠!!」
師匠の元へと走って行くと師匠は私を一撫でして云った。
「お前もそろそろ世界を見てもいい年頃だ」
「師匠、私は未だ師匠から離れたくありません」
世界を見る、即ち「私から離れ、沢山の人と触れ合え」と云う意味だ。私は思ったことを師匠に伝える。師匠は唯「そうか」と嬉しそうに顔を綻ばせた。
「お前にそう云って貰えると嬉しいな」
「師匠は私の家族。だから当たり前ですよ」
師匠はちらっと時計を見た。すると
「買い物に出掛けて来るがついてくるか?」
私は師匠の言葉に大きく頷いた。
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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 芥川龍之介
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