▼第３３話 ページ18
【？side】
真っ白のワンピースを着て私は少しおめかしをする。特別な約束を取り付けた訳ではないけれど私は今日、ある人に会いに行くと決めていたのだ。
白い空間。そこにあの人はいた。何か悩んでいるようだけれど……いいかな？
「こんにちわ！留理さん！」
「え、えっと……」
「あ、驚いてます？当たり前ですよね！見知らぬ人に話しかけられて何よりもこの空間には留理さんしかいない筈なのに！」
困惑した顔をする留理さんに「ふふふっ」と笑って勝手に自己紹介を始める。
「春日向日葵です！いつも
「ひ、日向さんのい、妹！？」
「はい！」
「そうですよ！」と言うと留理さんは「日向さんにこんないい子な妹がいたなんて……」と呟く。お姉ちゃんは留理さんの前でもどうやらやんちゃしてるみたい。相変わらずだなぁ……。
「お姉ちゃん相変わらずやんちゃしてるんでしょ？私の前でもそうでしたよ。でも凄く、凄くかっこよかったんです！」
「それは今も変わってませんよ！」
「そうなんですか？今もお姉ちゃんヤンキーだったりします？私が知ってるお姉ちゃんは長ラン着て白い文字で『夜露死苦』って書いてあって髪も腰まであるストレートだったんですけど！」
私がそうきくと留理さんはなんか苦い顔をした。……何で？
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蒼也 - 感動しました。すごく良かっです！ (2020年6月20日 23時) (
レス) id: ea89e2c5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フ瑠ラン&ぐらにゅー糖 x他1人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2018年4月22日 18時
