カランコエ【BTS】2 (ページ3)

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それぞれの準備が終わると、“遊び場”と呼ばれてる場所に移動した。

最後までジンさんは反対していたけど…

TH「ジョングガだけずるい〜。俺もAちゃんと遊びたいんだけど〜」

謎にテヒョンさんはずっとこんな調子。

…別に1人増えようが、2人増えようが関係ない。

『…ジョングクさんが良ければ私は全然良いですよ。』

JN「え！？」

TH「本当！？やったー！！！！」

JN「ダメでしょ！！Aちゃんも良いなんて言わないの！！」

TH「ジンヒョンうるさーい。」

JN「うる…やー！！！テヒョンア！！！」

たった数分の移動時間なのに賑やかな人達だ。

HS「じゃあルール説明するね。それぞれに全く同じ武器を渡します。ただの遊びだから殺傷能力はありません。銃弾やナイフには特殊なインクが着くようになってるから勝敗はインクの範囲と…まぁ俺たちが動き方を見て決めようかな。時間は15分。」

ホソクさんの説明が終わると、ナムジュンさんが武器を配り始めた。

HS「…本当にいいの？一気にグガとテヒョンア、それにジミナまで相手にするなんて…」

配られた武器の確認をしていたら、いつの間にか目の前に来ていたホソクさん。

そう。
ここに来るまでにジョングクさんとテヒョンさんだけじゃなく、ジミンさんも参加することに。

ジミンさんは参加の理由がちょっと違うんだけど…

JN「病み上がりなのに……ジミナ、何かある前に頼むよ。すぐ止められるのはお前しかいないんだからね。」

心配症のジンさんに頼まれて参加することになったんだ。

お互い熱が入りすぎた時に止められるのはジミンさんしかいないという、ジンさんの判断。

JK「…降参もありだから。」

『…』

そう言うジョングクさんの目は本気だった。
テヒョンさんはニコニコと私達を見つめ、ジミンさんは…

ジミンさんも割と本気の目をしていた。

本気には本気で応えないと失礼だよね。

普段からグループ行動で協調性抜群の彼らと、単発で動いてきた私。

どんな結果になるのか楽しみだ…