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決行日2日前
ナムジュンさんが当日の服を持ってきてくれた。
『綺麗ですね。』
渡されたドレスはホルターネックデザインで、スカート部分は前は膝丈で後ろが脹脛までフィッシュテール。
綺麗な赤色で生地もサラッとしていて気持ちよさそう。
nm「似合いそうって思って笑」
『ナムジュンさんが選んでくれたんですか?』
nm「うん。当日はホソクがヘアセットからメイクまでしてくれるから。」
ホソクさんが…
明るく笑う彼の顔が思い浮かんだ。
nm「一回着てみてくれる?サイズが合うか…」
ナムジュンさんはそう言って部屋を出て行き、私は手元に残ったドレスに身を包む。
着てみるとやっぱり生地がサラサラしていてとても心地よかった。
『こんな感じです。』
扉を開けるとナムジュンさんだけじゃなくて、何故かジンさんにホソクさん、…ジミンと数週間振りのテヒョンさんが立っていた。
jn「お、やー…ゃー…」
th「わぁ〜!いいなぁ、ジョングガ…俺と代わってくれないかな…」
nm「…うん!いい!!」
hs「へー、よく似合ってるじゃん。…てか、ナムジュナの好みそのもの…笑」
jm「…」
各々の反応を見る限り悪くはなさそうで安心した。
hs「当日の髪型どうしようかな…アップにするか下ろすか…」
nm「下ろす!下ろして!」
hs「…」
ホソクさんは少し呆れたような視線をナムジュンさんに向けて小さくため息をついた。
hs「じゃあ…軽く巻いて左側に流そうかな。」
nm「いや〜…想像通りだね。サイズもピッタリそうかな?」
ホソクさんに髪の毛を触れられ少し首にくすぐったさを感じる。
それにしてもナムジュンさんの言う通り、サイズがびっくりするくらいピッタリ。
ここまでピッタリにするなら特注とかになりそうだけど…
そんな事を思いながら、いつもよりテンションが高い気がするナムジュンさんに目を向ける。
あんまり深く考えるのはやめとこう。
何故だかそう感じたんだ。
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作者名:モチ | 作成日時:2023年11月3日 8時