カランコエ【BTS】2 (ページ2)

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頭をフル回転させたのにも関わらず、結局テヒョンさんの提案通りになってしまった。

外から戻ってきたばかりで、不機嫌オーラMAXのジョングクさんでさえ…

JK「…ヒョンたちが賛成なら」

最後まで諦められなくて一生懸命考えていたら、テヒョンさんに小声で呟いたら言葉に諦めるしかなかった。

テヒョンさんは私と組織のことに関して皆んなに伝えていたけど、私の“復讐”に関することは一切話さないでいてくれた。

それをバラすなんて言われたら黙って従うしか無かった。

JN「よーし…これでAちゃんは正式にうちの子になったね。良かった良かった笑」

NM「体調がもう少し安定したら家の中を案内するよ。何か困ったことがあったらいつでも言うんだよ？」

HS「ちゃんと言うこと聞いてね？笑」

JM「よろしくね」

TH「にひひ…早く元気になって遊ぼうね！」

それぞれから特徴ある一言をもらう。

YG「迷惑だけは掛けんなよ」

JK「…お前を認めた訳じゃないから。」

ユンギさんとジョングクさんとは程良い距離で関われそうで少しだけ安心した。

そこから、せっかく全員が集まったタイミングということでテヒョンさんから今の状況を細かく説明、私からも外に出る際、組織がどんな動きで狙ってくるかを共有した。

JK「…ねぇ、もう動けるなら手合わせしようよ。」

話も終わって、解散する流れだったのにまさかのジョングクさんの発言。

JN「こら！まだAちゃんは回復しきってないから」

『…いいですよ。ジンさん、私は大丈夫です』

JN「ユンギも何か言ってよ！」

YG「…」

その場の全員の視線がユンギさんに向くも、彼は黙ったまま部屋を出て行った。

何も言わないってことは大丈夫ってことだろう。

それに、動かないと傷も癒着したりするからね…

こんな状況なのに

少しだけワクワクしてしまっている自分が怖いと思った。