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中学3年
《あいつん家、金持ちらしいよー》
この一言から始まった。
《まじでー?うっざ。》
《ちょっと、嫌がらせしてやろうかしら。笑》
今まで友達だった子が、あたしがお金持ちだからって、調子に乗ってる…って言い始めた。
いわゆる、仲間外れ。
でも、そんななか優しくしてくれたのがツバメだった。
《大丈夫?》
毎回そうやって声をかけてくれた。
クラスのみんなが敵でも、ツバメがいたからあたしは頑張れた。
ある日の放課後。
ツバメ《あたし、職員室行かないといけないから先に帰ってて?》
《わかった!》
そのままツバメは職員室へ向かった。
あたしは、帰る準備をしていた。
男《南城、ちょっと来いよ。》
あたしは腕を引っ張られ人影の少ない廊下へ連れていかれた。
男《ごめんけど、悪く思うなよ?しょうがねーから。》
そう言うと、男子はあたしを押し倒した。
__カシャッ…
いくら抵抗しても…男子には勝てなかった。
ツバメ《ちょっと!なにしてんの!?》
そんなとき助けてくれたのはやっぱりツバメだった。
男《うわっ…》
そう言い男子は逃げていった。
ツバメ《A!?大丈夫…?》
あたしの身体は震えていた。
ただただ…涙しか出てこなかった。
ツバメ《ごめん。あたしがもう少し早く気づいてれば…》
ツバメは優しく抱き締めてくれた。
《ツバメ…ぁ、りがと…。》
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カッキー - 続編楽しみです!! (2015年3月2日 18時) (レス) id: 0e3adbb20b (このIDを非表示/違反報告)
あーり - カッキーさん» はい!頑張ります!d(^-^) (2015年2月27日 20時) (レス) id: 9be666ce00 (このIDを非表示/違反報告)
あーり - アオイさん» 本当ですかっ!?かっこいーですよね!明日が楽しみです! (2015年2月27日 20時) (レス) id: 9be666ce00 (このIDを非表示/違反報告)
あーり - 未来さん» ありがとうございます!頑張ります!続編でもお願いします。 (2015年2月27日 20時) (レス) id: 9be666ce00 (このIDを非表示/違反報告)
カッキー - 受験ガンバ! (2015年2月26日 20時) (レス) id: 0e3adbb20b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーり | 作成日時:2015年2月16日 17時