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第五十話 ページ6

近藤「それでは、始め!」

開始の合図がなった瞬間に沖田はAに斬りかかる
Aは子供の力じゃ受け止められないと判断し、後ろに飛脚する

土方「あの速度を避けれるとはな」

銀時「これはAの勝ちだな」

土方「何でそう思う」

銀時「見てりゃわかるよ」

Aは後ろに飛脚した後、後ろの壁を蹴って沖田の後ろに行き首に竹刀を当てた

近藤「勝者、A!」

隊士「おぉー!!」

隊士達からの歓声があがる

小『銀時勝ったよ!』

銀時「おう、すげーな」

そう言って頭を撫でる

沖田「強すぎでさぁ」

銀時「だからいったろ?剣術だけじゃなく頭を使って戦うからな」



そして夜
二人はすでに布団に入っていた

小『ねぇ、銀時』

銀時「ん?」

小『松陽死んじゃったの?』

銀時「・・・」

小『本当の事言ってよ、別に泣いたりしないよ』

銀時「お前はやっぱり頭いいな」

小『銀時が馬鹿な分私が頭よく生まれてきたんだろうね』

銀時「俺も馬鹿じゃありませーん」

小『馬鹿じゃないならあんな無職に近い万事屋なんてやってないと思いまーす』

銀時「天才だからこそやってるんですぅ』

小『銀時は天才じゃなくて天パでしょ?』

銀時「お前もな、まぁいいからとっとと寝ろ」

小『はぁい』

そして二人は眠りについた



ついに次の日の朝

銀時「あー、起きちまった」

銀時(Aはまだ寝てるな、確かに成長してるな、いつ頃だ?)

その時Aは寝言を言っていた

小『ぅ...せんせ...』

そして少しだけ涙を流していた

銀時(まじか、絶対攘夷戦争のときだろ)

銀時はそーっと服を捲り背中に傷があるか確認する

銀時(包帯に少し血が滲んでる)

土方「てめぇらそろそろ起きろ」

銀時「あ、大串くん」

小『ん?銀時?』

銀時「おうそうだ」

小『なんかちょっと成長した?』

銀時「お前が縮んだ」

土方「おい万事屋」

土方はビックリした顔をしていた

土方「なんでAはずっとニコニコしてるんだ?」

銀時「あー、このときはいろいろあったんだよ」

小『銀時、この人たち誰?』

銀時「こいつらは真選組って言ってAの将来の仲間だぞ」

小『へー、で、私がちっちゃくなってるって言ってたけど何でそうなったの?』

銀時「辰馬が変な薬送ってきたんだってよ」

小『辰馬のせいか』

土方「とりあえず朝飯食べに行くぞ、食堂に案内するからついてこい」

銀時「ちょっと待って、A包帯変えよう」

『あ、うん』

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坂威瑠衣(プロフ) - 怜斗さん» コメント有難うございます!そう言っていただけると凄く嬉しいです (2018年8月28日 11時) (レス) id: 3a67c0c35e (このIDを非表示/違反報告)
怜斗 - 面白いです!!はやく続きがよみたいです! (2018年8月19日 12時) (レス) id: 62ec5422b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:坂威瑠衣 | 作成日時:2018年8月7日 5時

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