ドＳの銀髪少女は真選組 part2

第七十三話 ページ31

NOside

『神威は春雨なんだよね？』

神威「春雨第七師団団長だよ」

『漢字が多い！』

神威「えぇー...Aは確か警察だっけ？」

『そうそう、真選組副長補佐』

神威「Aだって漢字多いじゃん」

こんな話をしているが二人だが戦闘体制は整っていた

数秒の間を置き先に動き出したのは神威
Aは飛んでくる攻撃をかわしながら相手を冷静に分析する

《夜兎の特徴は並外れた身体能力、まず力では敵わないから攻撃は防ぐよりかわした方がいいかな
あと体力戦も避けたほうがいい
主な攻撃は殴り、蹴りなどの肉弾戦、後は仕掛けを施した傘
真正面から真っ向勝負！って言うよりは隙を突くのが得策だね》

神威「さっきから避けてばっかだけど、そんなんじゃ勝てないよ？」

『分ってるよ』

Aは神威の蹴りを避け攻撃を仕掛ける
しかし足場が悪くAは体勢を崩してしまう

『...！』

神威はその隙を見逃さず番傘でAの刀を弾き飛ばす
武器が無くなったAに神威は今まで以上の威力のパンチを入れる

『っ...あっぶなかったぁ』

しかしAは鞘から抜かれていない“短刀”で神威の攻撃を受け止めていた

神威「刀が無くなったから勝てたと思ったのになぁ」

『はっ、そんな簡単にやられるわけないじゃん
これくらいは想定内だよ』

神威「へぇー、想定内」

Aはちらりと銀時の方を見る

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