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「小さめの店の割にすごいんだからねー！Aちゃん何気にすごいでしょ！」
かれこれ10年くらいお世話になってるオンニ
何気にすごいでしょとかいい感じでいじってくるんだよなw
「そうですよね、専門の時から知ってますよ」
「は？」
シウくんは、よく分からない子だなほんとに…
真顔でそういうこと言うからたまに怖い
「ユンギくん、なんだか最近丸くなったねぇ」
「ですよね、ほんとにおじいちゃんみたいになってますよw
毒舌は健全ですけどw」
「初めて会った時のこと、思い出したわw」
「あー、7,8年前でしたっけ？」
「臨時の出動事件ねw」
「声かけられた時びっくりしましたよw」
「Aヌナーーーー！すいません、倉庫に閉じ込められちゃいました!!」
またか、壊れてるから何回も入ったら開けっ放しにしとけって言ったのに、
「はいはい、今行くよ！」
「ヌナほんとに来たんですね笑」
「そりゃあんなに叫ばれたら行くよ」
「ヌナとシュガさんって本当にお客さんの関係ですか？」
「そうだけど、どうして」
「女の顔してたから」
真顔でそれ言われんの怖いんだけど
「そりゃ芸能人だし、なんかおかしいことでも？」
「そういう顔じゃなかったです」
「訳わかんないだけど笑」
「まぁ、いいや。今日の夜空いてます？」
「空いてるけど」
「一緒にご飯食べたいです。」
「いいよ、どこがいい」
「僕のおすすめで」
「オンニも誘おうよ？せっかくだし」
「なんで」
「いや、どうかなって思っただけなんだけどw」
「2人きりがいいです、絶対に」
「あぁ、わかったよ…」
「呼び出したかっただけなんで戻っていいです」
「…うん」
なんだろう、いつもとシウくんの雰囲気が違った
あんな真顔見たことないし
いつもほわほわしてて、ミスが多くて、愛嬌のある、いつもじゃ感じられない
変な圧があって、ちょっと怖かった
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作者名：雪見 | 作成日時：2024年1月19日 16時
