【月山習・男主】〜惹かれるわけない！2〜【東京喰種】

Vérité1【真実】 ページ6

A「おじゃましまーす」


ヒナミ「ココが新しいお家！！」



新しい拠点となる家の扉を開く。
するとそこには、生活感溢れる空間が広がっていた。




月山「どうだい？なかなかのものだろう…大人数で住めるようにそれなりの間取りにしておいたのだが…」



バンジョー「スゲぇ…立派すぎる拠点だな」



カネキ「確かに、結構なスペースですね。月山さんありがとうございます。」





「お安い御用さ！」と得意げな月山を尻目に、俺は自分のカラダの異変にムズムズとした感覚に襲われていた。



A「ッ……」




そんな変化に気づいた月山が声をかける。



月山「Aくん？」



A「アイツが…くる……」



月山「Oh...」



四肢から力が抜け、月山にもたれかかる形になってしまった。




バンジョー「お、おい…A？」



ヒナミ「Aお兄ちゃん大丈夫…？」




心配そうな声を聞きながら、俺はヤツと入れ替わる。






*****
【月山side】


月山『戦闘時以外に入れ替わるなんて珍しい…』



何事かと、少々不安だった。




【A】「んあッ？」



そんな不安を破るように腑抜けたもう1人のAの声が聞こえた。





【A】「ゲッ…またナルシー…お前かよ！？つーか気持ち悪りぃから離れろよ変態野郎。」




自分からもたれかかってきておきながら、なんとも勝手な言いようだ。




月山「僕は月山習…いい加減に名前を覚えたまえ。ところでどう言ったご用件で？」




【A】「あぁ！！そうだった…カネキって奴いるか？」




月山「あぁ…キレイな白髪の彼だよ。」




「サンキュ」と言って、カネキに詰め寄る。




月山『下手なことをしなければいいのだが…』







To be continue...

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