Affection4【慈愛】 ページ13
何事かと、優子さんの方を振り返った。
A「なっ……」
そこには、喰種の象徴とも言える赤の瞳と方から生える羽赫とおもわしき赫子を現した優子さんが立っていた。
優子「ずぅっと待ってたんだから…この時を。愛してるわ、Aくん」
耳を塞ぎたくなるような猫撫で声で自分に詰め寄る。
脳内では『戦え』と警報がなっているのに、喰種で自分を喰べようとしていたことを知っても傷つけたくはないという思いが勝っていた。
優子「Aくぅん……早く貴方の肉片で私のお腹を満たして頂戴!!」
羽赫ならではの遠距離からの攻撃を、すんでのところで避ける。
しかし、
A「うぐっ……」
全ては避けきれなかったのだろう。赫片が足に刺さり動きが鈍る。
それを見越して、優子さんが目の前まで迫ってきた。
優子「Aくん、言い残すことはない?」
激しい憎悪とともに、自分の中にあった感情は
A「優子さん……ありがとうございました。嘘の愛でも俺は救われた。」
感謝の気持ちだった。
そんな言葉に目を見開いた優子さんだったが、心は揺らぐことはなかったようだ。
もうダメだと思った。でも愛した人のためなら死んでもいいかもなんて思ったりもした。
そんな時だ。
【?】「雨宮優子、28歳独身。喰種でタイプは羽赫……捕食対象は若い男性で、日頃はコンビニ店員をしている。………で、間違いないかい?」
暗闇に第三者の声が響いた。
To be continued...
******
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雪絵@MM氏好き過ぎて死ねる - 面白いです!色々と大変そうですが、頑張ってください!! (2015年2月27日 23時) (レス) id: bb0dd6c6e3 (このIDを非表示/違反報告)
といは(プロフ) - ナムルさん。さん» ふぉぉ!!嬉しい限りです( *`ω´)なかなか更新できませんがどうぞよろしくお願いします! (2015年2月17日 21時) (レス) id: 3c9410c7cb (このIDを非表示/違反報告)
といは(プロフ) - 夜途さん» ご名答!! (2015年2月17日 21時) (レス) id: 3c9410c7cb (このIDを非表示/違反報告)
ナムルさん。 - 友達に進められて読ませて頂いたです←すごく面白い…!学校で忙しいと思いますが更新まってます! (2015年2月17日 12時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
夜途(プロフ) - といはさん» お!おぉお!この展開…リゼさんパターンだ(・ω・)( (2015年1月22日 18時) (レス) id: c3ae5981f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:といは | 作成日時:2014年11月27日 21時