EP.1 ページ2
ゴトッ
『痛ッッッ…』
外から聞こえる小鳥のさえずりが耳に入り、私はゆっくり目を覚まし、ゆっくりと起き上がる…わけではなかった。
『ベッドから落ちていい目覚め…なわけないでしょ』
全くだ、最近は変な夢をずっと見てるし天気はよくないし…
『って、今日もしかして晴れてる!?』
勢いでカーテンを開けると窓の外に広がる世界は…
『今日めっちゃ晴れてるー!!』
最近は曇りとか雨とか多かったし今日はいい日になりそー!
『あそこに見えるの、もしかしてきんとき…?スマイルもいる…』
もしかして皆集まってるのかな…
私も早く支度してきんとき達のとこ行こっと!
『そういえばここ誰の部屋、…?』
変な夢のせいで自分がいる場所を忘れてたけど、一体何処なのここ??
ベッドは私の好きな色だし部屋も好きな色で揃えられてる…まるで"誰かが作った物語"のように思える
『まぁ、ここ私の家だよね…』
そんなことは気にせず、私はきんとき達に会うために支度をした
その選択肢を間違わなければ歯車は狂わなかったのかもしれない
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作者名:なるせ x他1人 | 作成日時:2023年6月18日 19時