■仮面とサイレンの間に■

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ブンドルトを取り囲んだ3人は、連携しながら徐々に距離を詰めていく。





パトレンジャーからの攻撃に抵抗しながら、ブンドルトは彼らを煽るように叫んだ。






ブンドルト「ペッ！どうせ来るなら快盗共が良かったぜ！そしたらコレクション奪ってやれたのによぉ！」







その言葉を間近で聞いていた圭一郎は、一瞬ハッとしたように息を呑んだ。




そして咄嗟にブンドルトを蹴り、距離をとりながら射撃するという好プレーを見せる。







咲也「先輩ナイスですっ！」







圭一郎に嬉しそうに駆け寄り、そう言ってVSチェンジャーを構える咲也。






だが、圭一郎はそれを阻止するように咲也の腕を掴んだ。







圭一郎「待て！戦いを引き延ばせ。そうすれば快盗が現れるかもしれん！」







つかさ「何を言っている圭一郎！フッ！」







つかさは圭一郎の言葉を一蹴するも、彼は、またしても攻撃を阻む。





つかさの注意など耳に届いていない圭一郎。







圭一郎「次こそ俺がやつに勝ち、コレクションを取り戻す！」





つかさ「えっ……？」





なんとブンドルトの言葉を切っ掛けに、圭一郎がチームワークを乱し始めたのだ。





圭一郎の発言に、困惑の色を隠しきれないつかさ。









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