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並木「ああ、もうまただ」Q「どうしたの?おねえさん」並木「最近ダイイングメッセージ来るのが多いんですよ」Q「おねえさんの周りでは沢山殺人事件が起きてるんだね」【正しくは、ダイレクトメッセージ】 ページ44

頭をガンガンと嫌な記憶が駆け巡る。


忘れてしまえ。思い出すな。

なんであの事をフィッツジェラルドさんが知っているのだろう。他人に知られたくなんか無かった。


自分が惨めに思えてくるから。
いや、もう十分惨めだけど。


ぐるぐる、ドロリとした何かが心にたまる。
嫌だ嫌だ嫌だ!


フワッ。

何やら暖かいものが触れた。

固く閉じていた目をそっと開けると、いつの間にか千と千尋の神隠しの坊の部屋にいて、アンが私の背中を摩っている。

頭には、ルーシーちゃんの手があった。


驚きで涙が引っ込んだ。


「ルーシーちゃん......?」


無言で私の頭を撫でている。

すごく暖かくて、心地のいい。なんだか落ち着いてきた。


ルーシー「......あの事、フィッツジェラルドさんから聞いたわ」


バツ悪そうにルーシーちゃんが呟く。

知られちゃったか......。


「聞いて、幻滅しましたか?」


俯きながら尋ねた。

ルーシー「別にしてないわよ」


素っ気なく答えるルーシーちゃん。でも、その答えが嬉しすぎた。


ドンッとルーシーちゃんに抱きつく。


ルーシー「?!貴方何して__」

「幻滅してないなんて、嘘ばっかり」


へへへ、と笑いながら残った涙を拭き取った。



......ちょっと待て。私のキャラはこんなんじゃねぇ。ギャグが無さすぎる。



「よし、チロルチョコください!」

ルーシー「相変わらず本当に馬鹿ね」



それでこそルーシーちゃん!ツンデレ可愛いよ!

並木「もしもし、武装探偵社です」依頼人『国木田さんがそちらにいらっしゃるでしょうか?』並木「あー、国木田さんは相変わらず席をはずしております」谷崎「相変わらず、じゃなくてあいにくですよ。それじゃ国木田さんが何時も仕事していないみたいじゃないですか」→←ルーシー「あなたってどういう漢字なの?」並木「明るくて楽しい感じです!」ルーシー「ほんと莫迦ね」



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ベベンべエエェェ - 続編楽しみでエエェェス!! (2021年8月7日 20時) (レス) id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
赤月はバカなんです - グッヘヘヘヘチロルチョッコォ↑ (2018年6月11日 22時) (レス) id: 85c82c987f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - せめて友達がほしいです。何てどうでしょう! (2018年6月9日 23時) (レス) id: 516494da01 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 信頼になるんですか!?ヤッタア!!自分の案になって嬉しいです!続編も頑張ってください!応援しております!! (2018年6月2日 10時) (レス) id: c5df0e4c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪月雪歌 - せめて才能が欲しいです、なんてどうでしょう (2018年5月31日 0時) (レス) id: 1bb7acaf13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スクルド | 作成日時:2017年11月9日 16時

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