並木「太宰さんって酷いですよね。あの人絶対ズレてますよ!」 森「後方の文は大きな声で言わないでね。ここ電車だよ」 エリス「あのオジサン、頭抑えてるわよ。きっとズラなのね」 ページ32
エンジン音が響いて、高級そうな車が走ってくる。
中也さんの車といい勝負だね。
坂口「何年振りですかねぇ太宰君。連絡を貰った時は驚きましたよ。して、其方の女性は?」
坂口安吾___能力名『堕落論』
「初めましてー。探偵社事務員の並木Aです。
そんな私の挨拶をガン無視して、太宰さんの方に歩いていく。
すれ違い、抜き取った銃を坂口さんに向けた。
太宰「善く来たねぇ安吾。如何して思ったんだい?私が君をもう許していると」
坂口「マフィアを抜けた貴方の経歴を洗浄したのは僕ですよ。借りがあるのは貴方の方では?」
坂口さんの二人の部下に、太宰さんが武器を突きつけられる。
太宰さんも殺るつもりはなく、弾の込められてない銃を返した。
太宰「ついでに絆創膏とかない?A、かすり傷出来てるよ」
「どーりでヒリヒリすると思ったァ!」
すると坂口さんは、懐から絆創膏を取り出しスっと渡した。
やだイケメン。
虎の爪が引っ掛かったと思われる首のかすり傷に、絆創膏を貼った。
坂口「なぜ事務員を連れてきたのですか?」
太宰「絆創膏を貰いに来ただけさ」
「これを機に仲良くしましょう坂口さん!」
すると、私の方をじっと見つめてきた。何か チェックされてるみたいだ。
高校の服装チェック、懐かしい。
坂口「貴方が噂の、“異能も戸籍も無い”探偵社員ですか」
ひととおり見て、納得したかのように呟く。
さっすが代理人。物知りだね。
「そんななので何も出来ないんですよ。戦闘もね。だから安全なルートを通って生きてきました。貴方の方は昔、無茶をしましたね」
私も、悪い笑みを浮かべてニヤッとする。坂口さんもニヤッと笑い返す。
坂口「おやおや、ずいぶんといい顔をしますね。私の下で働きませんか?」
「結構ですー。なんせ“異能も戸籍も無い”もんだから、スパイなんてとてもじゃない」
二人でニコニコ笑ってると、太宰さんが口を挟む。
太宰「先に敦君のところに行っておいで。私もあとで行くよ」
来る必要なかったじゃん。
とか言いたかったけど、グイグイ背中を押され、半ば強制的に動かされた。
太宰「…時間はかせいだ。これ以上怪我はしないでくれ給え」
スクルド「インフルエンザB型治りましたァ!」並木「これから更新を再開していきます。ご迷惑お掛けしました。それでは本編をご覧下さい」→←中也「手前、何してンだよ」 並木「コンビニのバイトです。マフィアがロー〇ン来てガリ〇リ君買うんですね」 中也「袋、要らねェ」 並木「分かりました」 中也「なに、包装紙開けてんだよ。そういう意味じゃねぇよ」
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ベベンべエエェェ - 続編楽しみでエエェェス!! (2021年8月7日 20時) (レス) id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
赤月はバカなんです - グッヘヘヘヘチロルチョッコォ↑ (2018年6月11日 22時) (レス) id: 85c82c987f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - せめて友達がほしいです。何てどうでしょう! (2018年6月9日 23時) (レス) id: 516494da01 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 信頼になるんですか!?ヤッタア!!自分の案になって嬉しいです!続編も頑張ってください!応援しております!! (2018年6月2日 10時) (レス) id: c5df0e4c03 (このIDを非表示/違反報告)
雪月雪歌 - せめて才能が欲しいです、なんてどうでしょう (2018年5月31日 0時) (レス) id: 1bb7acaf13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スクルド | 作成日時:2017年11月9日 16時