青年と少女と鏡の領域 ページ26
美心Side 美心[(´ε｀；)ｳｰﾝ…あれ(・・?、ここは?] 気が付くと沢山の鏡がある空間だった ??[気が付いた?ごめん、連れてきちゃって…] 振り返ると背の高い青年がしゃがみ込んでいた 美心[あんた、もしかして“飛貴たちと同じあやかし”?] 龍斗[俺は龍斗、”作間印の雲外鏡“だ…] 龍斗[君が飛貴たちを保護してるんだね] 美心[うん、他のあやかしたちを見つけるまではって感じで居座らせてる] 龍斗[そっか、瑞稀たちが無事で良かったよ] そう言って龍斗はホッとした 美心[龍斗はなんで私たちのこと知ってるの?] 龍斗[鏡を通してるからね、俺の領域内は“鏡の持つ宿主の空間を行き来“出来るからね(^^)] 要するに“瞬間移動”出来るのか… 龍斗[ねぇ、その手に持ってるのは何?] 美心[オルゴールだよ、お母さんの宝物…] 箱を開いて龍斗に聞かせると… 龍斗[綺麗だな…心が落ち着くよ(◡ ω ◡)] すると、どこからか声がした 神奈[姉ちゃん!起きてよ!] 飛貴[美心〜!!死んじゃヤダ〜( ≧Д≦)] 雄登[美心!しっかりしろ!] 瑞稀[ちょっと!こんなんでポックリ行かないでよ!!] 飛貴たちの声だ… あれ?倒れてるの私? 龍斗[ごめん、言い忘れてた(^_^;)この領域に入った人間は魂だけここに留まるんだった(；´∀｀)] 美心[なら急いで戻らないと(=o=;)] 龍斗[そこの鏡に入れば現実に戻れるよ、俺も一緒に行くよ…飛貴たちに久々に会いたいし(^^)] そう言って私たちは手を繋いで元の世界に帰った
倒れていた姉ちゃんの横に鏡からこんにちは→←オルゴールを聞いた後、鏡が光出しました
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作者名：ツクヨミ🐺 | 作者ホームページ：http://tsuku_yomi@0910
作成日時：2023年9月11日 19時
