3 ページ18
「福良さん、もうそろそろお風呂入りませんか？」
『え〜…。けん君と遊んでいたい…。』
言い方はまるで、駄々を捏ねている子供のようだ。
むっちゃ可愛い。
「お風呂入ってからでも遊べるじゃないですか。」
『やだ！だって明日のお昼には、お友達来ちゃうんでしょ？？折角仲良くなれたのに…。』
駄目だ、本当に可愛い。
「…早く入って遊んだ方が良くないですか？そうしたら、起きてる限り幾らでも遊べますよ。」
『確かに…。じゃあ、早くお風呂入る！』
「じゃあ先、俺風呂行ってますね。」
『え…？一緒に入るの……？？』
「え、一緒に入ったら、時間短縮出来るからいいと思ったんですけど…。」
『……だって、裸見られるの恥ずかしいじゃん//』
「大丈夫です、見ませんから…。」
『…それならいいよ。ちょっと待ってて、お風呂の用意持ってくる〜。』
────風呂
『ね、ねぇ川上…。』
「どうしたんですか、福良さん。」
『2人でお湯に浸かると狭くない…？』
「…確かにそうですけど、良いじゃないですか。」
『…まぁ〜。』
浴槽に2人でお山座りして入っている。
狭いが、けんが居ない二人の時間なので、狭さはあまり気にならなかった。
「あれ、福良さんもう出るんですか…？」
『だって、のぼせちゃいそうだもん(笑)。』
「分かりました。俺も出ます。」
お風呂から出て、今は福良さんの髪の毛を乾かしている。
髪の毛が短い為、乾かすのに時間は、かからなかった。
『川上、乾かすの上手だね〜。すっごい気持ち良かったよ〜。』
「それは良かったです。」
感想を言った時の福良さんは、満面の笑みをしていた。
福良さんは俺を〇す気なんだろうか…。
福良さんの髪を乾かし終わったので、ドライヤーを戻し、時計を見ると、０時を過ぎていた。
「福良さん…。もうそろそろ寝ませんか…？」
『えー、けん君と遊びたい…。』
「じゃあ、俺先に寝ますね…。」
『待って、俺も一緒に寝る。』
え、けんの事は…？
「けんと遊ばなくていいんですか？」
『うーん…大丈夫。』
俺達はベットに入った。
そうしたら、けんが俺と福良さんの間に入ってきた。
『けんくんも、いっしょにねる、ん…だ、ね……』
「そ、う…みたいですね……。」
『おやすみ、かわかみ』
「おやすみなさい、拳さん」
そうして、俺達は深い眠りについた────
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
来福(プロフ) - ほくさん、コメントありがとうございます！面白いと言って頂けてとても嬉しいです(*´ω｀*)これからも頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします！ (2021年11月9日 23時) (
レス) id: 3e41cb4299 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - とても面白いです！応援してます！ (2021年11月9日 16時) (レス) id: 6f51873a52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：来福 | 作成日時：2021年10月22日 18時
