悪魔の実 1 ページ6
赤い羽根を背中から出す
バサッと音がすると共に、私は海の上へ飛び出る
「さてさて、私が楽しみにしていた火拳くん狙いなら…タダじゃ済ませないよ？」
一瞬にして海軍の船へ飛び降り手っ取り早く人数を減らすために覇王色の覇気を使う
白ひげの娘だ、軽々使えるのは当たり前…ってわけじゃない
幼少期から訓練していた
だが自分の思い通りに操るには10年弱の時間を必要とした
なんていうか、私が思っているより私は不器用らしい
『んー、十人程度か…
じゃあ他の海軍さん、かかっておいで？』
その言葉を発した時には新兵であろう身なりの海兵が私の脳天を銃でぶち抜いていた
ピリッとした痛みが撃たれた頭に走る
だが、本来頭から垂れるであろう血液は蝶の死骸となって床に落ちる
『はいハズレ〜、残念でした！！
貴方が今殺した蝶の役割は私の中に数え切れないほど存在する細胞の一部
なので私は死ねません！』
そう、悪魔の実を食べたその日
私の身体は蝶で成り立っていた
細胞の一つ一つ、臓器の一つ一つが見た目何も変わらない蝶となって私の中に存在する
それ故に私は不死身だと言われる
そんなわけない
これは運だ
運が悪けりゃ心臓の役割を持った蝶が子供にでも、ただの擦り傷でも殺され、私も死ぬ
私を殺せるのは実力や才能なんていうものだけじゃ不足しまくりだ
運をも味方にしたものだけが、私を殺してくれる
…死にたくはないけどね？
「これが、あの白ひげの娘…フライリア･A…」
『なになにー？私ってもしかして人気者？』
怯えている海兵に躊躇なく顔面キック
てか…人数が異常に多い
他の2番隊メンバーもいるが減る様子がない
『2番隊！！！
今すぐモビーディック号に戻って！！！』
彼らは私が何をするのか知っている
たった数十秒で味方は見当たらなくなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2019年9月11日 19時) (
レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしています！頑張ってくださ〜い！ (2018年9月18日 1時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
いさ - エースめちゃかっこいいです！！！そして小説面白いです！そしてそして続きがすごく気になります！がんばってください！ (2018年9月13日 22時) (レス) id: f49f96fb1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚味のたこ焼き | 作成日時：2018年9月8日 4時
