誰? ページ22
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朝目覚めると昨日の朝と同様見慣れない天井が視界いっぱいに広がっていた。昨日の夜は伊之助が暴れたり善逸が覗きをしたりでなんやかんやあった。
『今何時…』
みんなで布団を敷いて雑魚寝していたはずなのに私の周りにはぐちゃぐちゃになった布団しかなかった。布団に温もりが感じられないあたりから考えるに他のみんなは随分前に起きてしまったらしい。
障子の隙間から覗く太陽は真上にある。
『oh…オ☆ヒ☆ル☆ド☆キ』
OMG…
なんと言うことでしょうあんなに真っ暗闇で星が空いっぱいに広がっていた空はもう晴天の青空となっています!
「Aちゃん寝起きから元気だね」
『あ、変態犯罪予備軍騒音女好きパツキン野郎。』
「え?誰?なんか進化してない??あ…寝ぼけてるのか、そうかそうなんだね。」
終始真顔で言い切った彼に若干引き気味になる
まあ、それは置いといて
『お昼食べた?』
「そりゃあもちろん、禰󠄀豆子ちゃんの美味しぃぃいご飯をね、確かAちゃんの分のご飯が残ってなくて今から炊こうとしてたよ」
『え!別にいいのに…態々もう一回炊いてもらうのはあれだし外で食べてくるよって伝えといてくれない?』
「うん伝えとくよ」
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お昼はちょっと奮発して天屋で天丼を食べた。なんか海老天オマケしてもらえたし今日はラッキーな1日かもしれない。
と思った矢先、私は絶句した。
何故?
それは目の前に倒したはずの鬼の姿をした
甘いものとはなんと罪深い…→←息抜き程度に書いた謎の善逸side
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徳門七渚(プロフ) - 題名から面白そうだなとは思っていたんですが、読んでみると大きな声で笑えるくらい面白く、出会えてよかったなと思いました。厚かましいと思いますが、続き待たせて頂きます。 (2023年1月14日 2時) (レス) @page27 id: 94ece86ff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃 | 作成日時:2022年2月24日 9時