バレた。 ページ12
「それにしてもAちゃんが宇髄さんの事好きだったとは〜」
『ちょっ、禰󠄀豆子ちゃん声デカイっ!』
周りに知り合いでもいたらどうしてくれるんだ…
周りを見渡して知った顔がない事を確認して安心する
「大好きなんだもんねぇ〜」
『確かに好きだけどさぁ…』
その場の雰囲気を違う流れに持っていきたい一心で話題を考える
一度頭をリセットするために頼んであった抹茶を飲む
と突如、私に影が刺した
「あ…」
「まぁ」
明らかに皆の顔色が変わる
禰󠄀豆子ちゃんはやっちまったみたいな表情でカナヲも動揺している
しのぶさんと師範は何故か楽しそうだ
この空気になった原因がなんとなく分かってしまった
後ろに気配を感じてギギギギと壊れたロボットのように後ろを振り向く
今の私の顔はきっと酷いものだと思う
私の後ろにいたのは私の大好きな人だった
でも、今は喜べない
状況が状況だ。
どこから聞かれてた?
今まで頑張って隠してきたのに
いや、まだそうと決まったわけじゃないし!!?
必死に現実逃避しようとする
「よう、俺のことが大好きな未来の奥さん❤︎」
がしかし、そんな考えはコイツの一言によって無惨にも砕け散った
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徳門七渚(プロフ) - 題名から面白そうだなとは思っていたんですが、読んでみると大きな声で笑えるくらい面白く、出会えてよかったなと思いました。厚かましいと思いますが、続き待たせて頂きます。 (2023年1月14日 2時) (レス) @page27 id: 94ece86ff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃 | 作成日時:2022年2月24日 9時