【SD】どあほう代表 (ページ5)

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大楠「お、Aじゃねぇか」

『お〜、おはよ大楠』

昨日の事件も過ぎ去り眠たい目を擦りながらも自分のクラスへと向かう道中で大楠が立っていた

大楠「それよりお前、傷大丈夫かよ」

『平気平気こんなの。で大楠は何してんのさ』

大楠「ほらあれ見ろ」

大楠が指差す方を見れば窓際から外を見つめる明らか生気のない花道がいた

『あちゃ〜、ありゃ大分落ち込んでるね』

大楠「それを見兼ねた洋平が今晴子さんに誤解を解きに話付け行ってんだよ」

『へ〜、洋平も物好きだね』

コツンっ

水戸「聞こえてんぞ」

『わっ、！洋平！』

いつの間に現れたのか私の後ろから頭をコツンと叩く洋平がいた

大楠「それでどうだったんだ話は」

水戸「ああ、ちゃんと話したら分かってくれたよ晴子ちゃん」

『良かった、これで花道も本調子に戻ってくれりゃ良いけど』

水戸「ああ…

んな事よりAは大丈夫か？」

洋平は自分の口元を指差しそう言った

『うん、全然余裕』

私は洋平に向けて指でピースを作りそう言い返す

大楠「こう見えてコイツの喧嘩っ早さも花道と同じくらいだからな」

水戸「Aも女なんだから無理はすんじゃねえぞ」

『わ〜ってるよ、ww

ほんじゃ、どうもご心配おかけしました〜っと』

そう言い残し私は自分のクラスへと向かった。

女子「Aさん！！その顔！！」

女子「痛そう…跡にならなければ良いけど、、」

『おはよー。って全然大丈夫だから気にしないでよww』

クラスに入れば早々に女子達が私の顔を見るや否や口元の傷にツッコんできた

女子「ほらあのAさんって中学の頃から喧嘩ばっかしてた子…(小声)」

女子「顔に傷作って何が楽しいのかしら…(小声)」

聞こえるっつーのー、、と思いながらもコソコソと話す女子にも目も向けず自分の机の上に鞄を置いた

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