葛藤ーEH ページ8
マネヒョンからAがこっちへ来てるって聞いて悩んだ。
会いたいけど会わない方がいいのか・・・
まだAの事を吹っ切れた訳じゃない。
会えば好きが加速するに決まっている。
もう2か月も会ってない。
やっぱり会いたい。
待ち合わせ場所に現れたAは少し痩せて、かわいい印象から綺麗に変わっていた。
キュヒョンとうまくいってるんだな・・・
そう思っていたのに。
あいつ、会いに来れるのに来ないなんて。
俺たちといる事がそんなに不満なの?
Aの滞在期間は短い。
俺だったら1分1秒でも一緒にいたいよ。
まだ一緒にいたいけど、遅くならないうちにAをホテルまで送った。
「これ日本のお土産。みんなで食べてね。オッパ、ドンヘさんまたね。」
タクシーを降りる間際に紙袋を渡された。
宿舎のドアを開けるとリョウクの甲高い声が響いた。
RW「ヒョン!!何で声かけてくれなかったの!!Aちゃんとご飯行ったんだよね?ねぇ!?」
リョウクはドンヘに任せてリビングに入るとキュヒョンがソファでくつろいでいた。
EH「何で来ないんだよ?」
KH「今日はスケジュールがあったんです。」
EH「調整できたんだろ?」
KH「・・・。」
EH「これ、メンバーへのお土産だって。」
話す気にもならなくて預かったお土産をキュヒョンの近くに置いて部屋に入った。
どうしてAはキュヒョンなんだろう?
Aは幸せなのかな・・・
俺の事を思ってくれなくても幸せでいてくれるならそれでいい。
なのに・・・
95人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るんるん | 作成日時:2017年2月10日 18時