Ｏｕｒ ｄｉｓｔａｎｃｅ

韓国へ ページ2

わたしの彼氏はスーパージュニアのキュヒョン。

わたしが韓国へ出向になっている時に知り合った。

付き合うことになって２か月。


マメじゃないはずなのに、電話もくれるし、メッセージも送ってくれる。

だけどやっぱり会いたい。

ちょっとでも時間があったら日本に来てくれるって言っていたのに。

頻繁に会えない事は付き合う時から分かっていたのに少しずつ不満がたまってくる。


そんな時、愚痴を聞いてくれるのは同僚のカナ。

そしてキュヒョンの親友のチャンミン。

「会いたかったら会いに行けば？」
カナからごもっともな意見をされた。

「内緒で来たら？協力するよ。」
韓国に行くことを伝えると、そう言って公開収録に行けるように手配してくれたチャンミン。




わたしに気付くかな・・・

キュヒョンは喜んでくれるかな・・・

ドキドキしながらキュヒョンが出てくるのを待った。

黄色い声援とともにスタジオに現れたキュヒョン。

客席に向かって手を振りながら入ってくる。

久しぶりに見る彼は少しふっくらしていた。

優しい顔つきでわたしの座っている方へ近づいてくる。


目が合った・・・はず。

何事も無かったかのように歌を歌って引き揚げていった。

表情からは喜んでくれたのかどうか分からなかった。

急に職場に現れて怒ってないかな・・・

キュヒョンに電話してみてもつながらない。

『仕事終わったら連絡ちょうだい。遅くてもいいから。』メッセージを残した。

カバンにスマホを入れようとしたら着信。

キュヒョンかな？

ＣＭ「どうだった？３人でなんか食べに行かない？」

「キュヒョン、連絡取れないんだよね。どうしようかな・・・」

ＣＭ「仕事終わったら連絡くるんじゃない？」

苛立ちーＫＨ→←あれからーＫＨ

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