出会った意味～kyuhyun～ (ページ46)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:133,842 hit

46話ーＫＨページ46

ＫＨ－ｓｉｄｅ

ソンミニヒョンが帰ってきてからもう3時間。

パソコンでゲームしながらも時間が気になる。
時間が気になってなかなか攻略できないゲーム。

ＥＨ「ちょっと入るよ。」やっと帰ってきたヒョンが俺の部屋に入ってきた。

ＥＨ「お待たせ。今A送って帰って来たよ。」

「別にヒョンを待ってなんかいませんから・・・」

ＥＨ「キュヒョナ・・・ＣＭ撮影で体調悪かった時Aの膝で寝てしまった事あったよな。あの時からお前がAの事気になってるんじゃないかって思ってたんだ。分かってたのに連絡先教えなくてごめん。」

「えぇ」ゲームはしてないけどパソコンを見ながら答えた。
大体ヒョンが言いたいことは分かってる。

ＥＨ「俺、Aの事大切にしたいんだ。まだAは俺の事そういう風に考えてないかもしれない。でもそう思ってもらえるように正々堂々としたい。キュヒョナも同じ気持ちってことでいいよな？」

「えぇ。ヒョンに気をつかって諦めるとかありえませんから。」

ＥＨ「よかった。お前のこともAくらい大切だからはっきりしときたかったんだ。あ、これ預かったから。」そういって紙袋を置いて部屋を出て行った。

俺は知ってます。ミョルチとか言われているけど、やさしい心の持ち主で、泣き虫で、人一倍努力家で魅力だらけのヒョンだって事。
でも・・・譲るつもりはありません。

あの日Aを包んでいたタオル。
添えられたメッセージカード。
直接受け取りたかったな。これが今の俺の位置づけ・・・