月は十八片 ページ21
それから次の日父様が迎えに来た。
有明月「俺が帰る時の鶴丸の泣きと言ったらwははは」
鶴丸「ばっ！そ、その話はもう良いだろ！」
顔を真っ赤にしながら 止めてくれ！ っと慌てる鶴丸は長い年月がたってもまだまだあの時の子供と何も変わらない可愛い姿だ。
審神者「あ、あのさ和んでる所悪いんだがその後はどうなったんだ？」
有明月「そう急かさないで下さい主」
ではその後の話をしましょうか…
鶴丸「その後は普通に過ごしていたんだがある日突然…有明月に引き取り手が見つかったんだ」
審神者「有明月はその引き取り手はいやだったのか？」
鶴丸が俯いて話すものだから主は誤解をなされた。
有明月「いいえ、俺の同意の上で貰われて行きました」
審神者「？じゃあ良かった事じゃなかったのか？」
石切丸「貰われたことは良い事なんだ…けど有明月は誰にも言わずに出て行ったんだ」
審神者「え…」
有明月「三条の者は少し理由を知っていたでしょ。そう言えば鶴丸は知りませんでしたね。それではその理由も兼ねてここからは俺一人で話すとしようか」
鶴丸と遊んでから少し時がたち鶴丸は今の姿に近い程に成長した。もう舌足らずなどではないちゃんとしたしゃべり。
俺は部屋から出る事が多くなった
けどある日…
有明月「俺を人質に鶴丸を狙うやからが現れたのです」
夜、俺は配下の者に盗まれ人質になった。
五条の師匠三条が打った有明月を人質にすれば五条は鶴丸を渡すだろうそう考えたらしい。
だがその事件はあえなく終わった。
でも、もし俺がこのまま此処にいたら鶴丸に三日月に五条殿に父様に兄弟に…迷惑をかけてしまう
俺は父様に二つほど願いを言いに行った。
俺をずっと欲しがっていたあの者に俺を渡してほしい――
俺を三日月と同じ長さまで研いでほしいと――
有明月「それで俺は三日月の姿に似た姿なのです」
あのころは外見だけでも三日月に似せようとしたのでしょう。 思い出すと笑いがこみあげてくる。可愛い事を考える時期もあったのだな
有明月「皆に言わなかったのは研いだ事で言われるのが面倒だったからだよ」
そして迷惑をかけたくなかった――
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麦藁菊(プロフ) - 頑張って(*･ω･)ﾉ (2015年8月5日 2時) (
レス) id: f1e0a25823 (このIDを非表示/違反報告)
ルン - 麦藁菊さん» お、応援ありがとうございます!!あ、本当だ…またやってしまった…んん"教えていただきありがとうございます!!直してきますε=ε=┌( ´тωт)┘ (2015年8月5日 2時) (レス) id: 85c199e0ac (このIDを非表示/違反報告)
麦藁菊(プロフ) - 応援してます！頑張ってください！あと小狐丸ですよ( ´艸｀) (2015年8月5日 1時) (レス) id: f1e0a25823 (このIDを非表示/違反報告)
ルン - 葉☆ツイッターアカウントさん» 外すのを忘れていましたすみません。教えていただきありがとうございます！ (2015年8月5日 1時) (レス) id: 85c199e0ac (このIDを非表示/違反報告)
葉☆ツイッターアカウント(プロフ) - コメント失礼します。オリフラを外しましょうね (2015年8月4日 22時) (レス) id: 787b95f812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルン | 作者ホームページ：http://runnhoyse
作成日時：2015年8月4日 18時
