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午前練習が終わり、宿舎へ帰る気分にならなかった私は1、2時間程自主練をした。
その自主練でさえもなかなか集中できるものではなく大音量で流れていた曲を止めた。
音楽の流れない静かなこの空間で
私の頭に浮かぶのは、ハヨンさんの顔。
大体私が1人でいる時に現れるハヨンさん。
そう思うと、私は1人でいるのが無性に怖くなり
咄嗟に足を進めた先がウジオッパの作業室だった。
いるかどうかも分からないまま作業室に向かい
ドアの外から見えたウジオッパの背中に
謎の安心感を抱いた。
その背中を見ながら少し前に2人で
夜遅くまでずっとウルシパを作っていた時のことを思い出す。
その時居たこの作業室の落ち着く空間は
どこよりもリラックス出来た気がした。
中へ入れてくれるかは分からないが
私はその安心感を求め、迷うことなく扉をノックした。
ゆっくりと部屋に足を踏み入れれば
ウジオッパらしい遠回しで不器用な言い方で
ここに居ることを許してくれた。
WZ「ここ落ち着くの？」
『はい。この静けさが安心します』
そう言って私はウジオッパと目を合わせる。
しかしオッパはほんの一瞬眉間に皺を寄せた。
そして少し苦しそうに悲しそうな表情をうかべ
WZ「そっか。」
と言い放った。
その後また机へと向き直りペンを握る。
WZ「気が済むまで居な。」
そう言ってくれるウジオッパの姿を横から見つめる。
ずっと見つめているうちに重くなっていってしまった身体を横にし、ふかふかのソファに身体を預ける。
そして無意識のうちにゆっくりと瞼が閉じて行ってしまった。
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きゅる(プロフ) - 感情移入しすぎて泣きながらコメント書いてます。全てフィクションだって分かってるのに涙止まりません。泣 応援してます！ (2020年7月14日 23時) (
レス) id: f541b30101 (このIDを非表示/違反報告)
らじもん(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます！これから出てくる予定です。お待たせしてもう訳ございません。 (2020年7月5日 11時) (レス) id: a99a5b21b6 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - ごめんなさい、オンニってどこいったんですか？><私がちゃんとみれていないだけですかね… (2020年7月5日 9時) (レス) id: 86462cbd84 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 眠たくても頑張って起きて最新待ってる笑すごく面白い！ (2020年6月29日 0時) (レス) id: 2a839912d1 (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - 夜中の楽しみになっています、更新楽しみにしています、頑張ってください。いつもありがとうございます。 (2020年6月28日 19時) (レス) id: 37758e3bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らじもん
| 作成日時：2020年5月29日 0時
