1話 ページ2
Aside
神「というわけで、お前さんたちは死んでしま
った。」
冬「はあ。」
深々と頭を下げるご老人。
その背後に広がる輝く雲海。
どこまでも雲の絨毯が続き、果てが見えない。
でも、自分たちが座っているのは畳の上。
質素な4畳半の部屋が雲の上に浮かんでいる。
ちゃぶ台に茶箪笥、レトロ調なテレビに黒電話。
古めかしいが味のある家具が並ぶ。
そして目の前にいるのは神様。
少なくとも本人はそう言っている。
神様が言うには、間違って私達を死なせてしま
ったらしいが、死んだという実感がいまいち自
分には無い。
確か下校中、突然降り出した雨に私達は家路を
いそいでいた。
近くの公園を横切って2人で近道をしようとし
た瞬間、
襲ってきたのは眩しい光と轟音。
神「ちょっとした手違いで神雷を下界に落とし
てしまった。本当に申し訳ない。
まさか落としたさきに人がいるとは…」
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みと(プロフ) - 頑張ってください! (2018年1月25日 19時) (レス) id: 4413fa5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド - 頑張ってください、応援しています (2018年1月14日 16時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛花 | 作成日時:2017年12月27日 13時