65：テスト終わりの開放感 ページ17
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「──さて、以上で説明を終わります。自身の力を信じて、夢に向かって前進してください。ここにいる9名を、新しくハンターとして認定いたします！」
『ッッッ、終わっ……たぁあ〜〜〜〜！！』
嬉しさのあまり、私はガッツポーズのまま机にぐでっと突っ伏す。ハンター試験を五体満足で終えた開放感は、普段学校のテストが終わった開放感とはまるで比べ物にならなかった。
『あー……なんかもうこのまま寝たいや』
「寝るな！」
レオリオに背中を揺さぶられていると、ゴンが再びイルミさんと対峙した。
「ギタラクル、キルアの行った場所を教えてもらう」
「やめたほうがいいと思うよ」
「誰がやめるもんか！キルアはオレの友達だ、絶対に連れ戻す！」
『そうだそうだ！やっちゃえゴン！』
「やっぱりAは殺そうかな」
『すみませんでした』
流れるような謝罪をキメると、イルミさんは小さくため息をついた。
「……で、その三人も来る気かい？」
「当然よ」
頷くレオリオとクラピカ、そして親指を立てる私。
でもまあ…恐らく試しの門は開けられないので、その辺は…うん…皆に任せちゃうかもしれないけど、私は応援を頑張るので許してほしい
「まあ、いいだろう。教えたところでどうせ辿り着けないしね。……キルは自宅に戻っているはずだよ。
──ククルーマウンテン。この頂上に、オレ達一族の棲み家がある」
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教室を出ると、私たち4人はこれからについて話し合った。私は原作知識があるものの、3人は当然ククルーマウンテンのことを知らないため、後でネットで調べることになった。
「よっ、相変わらず大変そうだな」
『あ、ハンゾーさん！名刺ください！！』
「いや渡そうとしてるの何で分かったお前！？」
引き気味のハンゾーさんから名刺を貰い丁寧にしまうと、頼むからハンター証も同じくらい大事にしてくれ、とクラピカにツッコまれた。
「オレはひとまず国に戻る。長いようで短い間だったが、楽しかったぜ。もしオレの国に来ることがあったら言ってくれ。観光の穴場スポットに案内するからよ」
そう言って、彼はゴンたちにも名刺を渡した。主張の強い派手な名刺に、みんなは面食らっているようだ。
「そういや、お前もジャポンだったよな。まだ戻らないのか？」
『うん、キルアに挨拶してから戻ろうと思って』
「そうか。まぁ戻ったら連絡してこいよ。一緒に寿司でも食いに」
『行きます！！！！！』
「食い付き凄いな」
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温故知新(プロフ) - 柏餅さん» わわ、いつもありがとうございます〜！！🥲💖愛されと逆ハーは永遠です……！！！ (4月13日 16時) (
レス) id: a95c51921b (このIDを非表示/違反報告)
温故知新(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» 本当に一周されたんですか！？！？？めちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます…！！😭🙏💖コメ主さまこそ優しさの天才です🥲💖💖 (4月13日 16時) (レス) id: a95c51921b (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 夢主ちゃんいろんな人に好かれてるの好きすぎます😭 (4月12日 19時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - いや！！もう一周してきたけどハンター試験編は温故知新様のが1番面白いな！！天才かよ！！！天才だったな！すんまそんっっ！！！ (4月11日 7時) (レス) id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
温故知新(プロフ) - まめさん» 嬉しい…！😭💘心臓爆発のご報告ありがとうございます！！！（？）カルトちゃんの可愛さや魅力を少しでも書けていましたら、夢書きとしてもオタクとしても大変嬉しいです…！ (4月11日 6時) (レス) id: a95c51921b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：温故知新 | 作成日時：2024年2月1日 18時
