＃ ０ ６ ページ6
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『は〜い、いらっしゃい。どうぞ。』
『手、洗ってきてね。』
「うわぁ、いつも通りピカピカぁ。汚せねー。」
汚かったら汚してたの？？
「せ、せんぱいの家…ッ！」
なんか笑えちゃうよね。
『飲み物何が良い？』
「私ミルクティー飲みたーい！」
私もミルクティー飲もー。
「…エナドリ！！」
『エナドリなんてあるか。』
中学生でエナドリて。大人になったらどうなるのやら。
「じゃあ！バナナジュース！！」
あるかぁ？そんなもの。
『うーん…あ、あった。』
『はい、どーぞ。』
「あんがとー。」
「ありがとうございまｧスッ！！」
『今日宿題終わらせんのよね。』
「そう、夏休みは満喫しなきゃ。」
「あ、読書感想文は自分でやるけど。」
「…………………今日？！」
いや、時差すごいね。
『そう、去年もそうだったんでね。』
『わかんないとこあったら私でも雫でも聞いてね。』
「お昼はー？」
『食べに行く？作る？ウ○バーする？』
「えぇー、わたしどれでも良いなぁ。不破くん何が良い？」
できれば私ウーバ○が楽なんだが…
「おれ、先輩の手料理食いたいです！！」
嘘だろ。
『そう。勉強頑張ったらね。』
「？！？！？！？！え、勉強頑張ろ！！！！！」
「ふはは、A、やっぱ、すごい子に好かれたなぁ。」
『ほんとね。』
んーと…。
.
ふー、国語と数学は終わったぁ。
11時半かぁ…。あ、食材ねぇし、買い物行くか。
『2人共、どこまで終わった？』
「私国語と…数学後少し。」
「俺…、国語しか終わってない…です！！」
「数学の1問目からわかんないです！！」
『…まじ？』
「嘘だろ。」
『おい、雫。やばくね？』
「やべぇよ。何日かければ終わるんだろ。」
習ったものしか出てないよね？
え、めちゃくちゃ簡単じゃん。
え、ニコニコしてんだけどォ…。
「どうしたんすかぁ？」
『…なんでも無いよ。私買い物行ってくるね。』
「ん、Swi○chしてていい？」
『いいよ、不破はどうする？』
「俺荷物持ちします！！！！！」
よし、合格だ。いい回答してるね。
女が寄ってきそうなビジュと声と性格…金持ってたら完璧だね☆
金持ってたら。お金大切よ。この世は金。
『ん、ありがとう。雫なんかいる？』
「えぇー、Aに任せるわ。」
『そう。じゃ、行ってくるー。』
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作者名：Le chat blanc | 作成日時：2023年1月15日 17時
