＃ １ ８ ページ18
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文化祭２日目。
今日も午前中はお仕事でした。
繁盛繁盛。そこまで来なくてよかったな。
「ッぁ！！せんぱ、いきましょ、！」
見つかった。もう逃げれねぇ。
『はいはい。どこ行くの？』
「んぇ…、？決めて、ないです」
『だと思った〜』
「センパイ、俺のこと理解しちゃいました？惚れちゃいました？」
ヘラヘラしてる不破。略してヘラ不破。
『うーん、無いかな。あ、迷路行こーよ。』
「仰せのままにッ！」
「此方？ありゃ、行き止まり…」
『いや、此方だよ…。駄目だ。』
なんて繰り返して遂にゴール。
「もしかして此方？うぉ、正解！！やった！先輩ッ！」
『ふふ、良かったなぁ。次どこ行く〜？』
「うぇッ〜？ぁ、射的…？？」
『お、行くか。』
いいセンスしてるね
「ちょっと先輩イケメンすぎて好きなんですけど。」
急にどうした。…いや、いつも通りか、？
『あ、うん。ほーれ行くぞ？』
「イケメン…♡」
『不破のほうがイケメンよ。』
「ッ……むり好き」
お元気ですね。
「はッ？先輩射的上手すぎ…」
『不破へったくそだね〜♡』
笑っちゃうぐらいには。
「んん…かわい…」
末期か。だめだ此奴。
はぁ、疲れたぁ！
割と働きづめだからなぁ。
「先輩、どうしました？疲れました？休憩します？」
『んふふ。心配性だねー。』
「おれにとっては一大事なんですけど。」
『ははは、私のクラスで休憩していい？』
皆働いてるかなー？
「はぁい、！」
『ぁ…。』
「あ、Aちゃん♡」
『…うる、さい』
「ふふふ、ツンデレだなぁ。そんなAちゃんも可愛いよ♡」
きもっ…
『……』
だから、嫌いなのに。
みんなを困らせちゃう。
「いやぁ、やっと見つけたよ、Aちゃん」
『関わんないで、！』
「A…」
「ひどいなぁ。」
「先輩の、何だか知らないですけど、嫌がってんだからやめてくださいよ。」
いつになく真剣な顔で言う不破。
いつもそのトーンだと嬉しいかな。
「お前彼氏か？」
「後輩っすけど。」
まじ彼奴嫌い…
「ふーん」
帰った、！
「せんぱ、大丈夫っすか、？」
困り眉で様子をうかがってくる不破。
『ん、大丈夫…、』
「不破くん。」
雫が不破連れてっちゃった。
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作者名：Le chat blanc | 作成日時：2023年1月15日 17時
