あなたも私もｱｲﾄﾞﾙ。(2) (ページ47)

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家に帰ってからはあまりにも深すぎる眠りにつき、
気付いたらもうお昼だった。

ハ？！？私、昨日の夜からこんな時間まで寝てたの？！どんだけ疲れてたんだろうか。

ベッドからムクっと起き上がると

アイタタタ、、体が痛い、、、

(( 体調管理には気を使ってた方なんだけどなぁ。
ステージ前に体調を崩すなんて初めてだ。
体調管理を見直そう。私の体はワールドツアーというハードスケジュールに勝てなかったか…))

と心の中で大反省会をしているとﾋﾟｺﾝとスマホが光る..

「ナムジュンだ！」

それにしても、カトクの通知が凄い。
皆、心配してくれてて感謝しかないな…。
後で返事しなきゃ。

とりあえずナムジュンからのメッセージに既読を付けようとしたら、謎に電話がかかってきた。

『も、もしもし？ナムジュン…？』

「A？！既読付かないから心配してた。後、カトクしたんだけど、声が聞きたくなって電話しちゃった、ごめん。」

『ううん、あれから深い眠りに付いてた。』

「大丈夫だよ笑体調はどう？」

『昨日と比べたらだいぶ良くなったよ～^^
それで、何か用があったんじゃ…？』

「あ、そうだった！！！

ねぇ、" 今から会える？ "」

" 今から会える？ " の破壊力やばすぎでしょ

『今から…？！珍しいね！？
全然いいけど、どこ？作業室行けば良き？』

「ふふ、ちょっとAを連れて行きたい場所があるんだ。今、写真送るから見てみて！」

そう言って、送られてきた画像を開くと...

『待って、ナムジュン。え。
ここ私が行きたいって言ってた所…！！近くにある夜景が綺麗な公園っ！』

「正解、俺も今日しかオフなくて…行くなら今日しかないなって思ってさ。
少し歩くけど、良かったら行こうよ^^」

『もちろん、ずっと行きたかったから嬉しい …』

「じゃあ、夜に迎えに行くから暖かい格好して待ってて～！」

『ありがとう、後でね！さらんへ！』

「ん～さらんへ～」

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わぁ、ナムジュン大天才すぎる。

貴重なオフの時間を私に使ってくれるだけでも有難いのに。

最近、綺麗な夜景を見て心をリフレッシュしたかったんだよね。

メイクをして、クローゼットにあるお気に入りの服とにらめっこした結果、最近買ったお気に入りの服を取り入れたカジュアルなコーデにした。
寒さ対策と変装も◎

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「着いたよ」

そのカトクを合図に、家の外に出る.

【あなたも私もｱｲﾄﾞﾙ。10.12 完結】