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「はい、できたよ〜」



テーブルの上にカレーとサラダを並べていく



「めちゃくちゃ美味しそ〜」

「ふふ、たくさん食べてね」

「あ、そうだ。先生呼んでくるねん」

「え、いや、みっくんはっ…」




私の言葉を聞かずに和室へと向かってしまう玉ちゃん

…どうしよ。最近一緒にご飯食べることなかったのに。





「だ〜引っ張るなよもう」

「早く早く♪」




玉ちゃんに腕を引かれてリビングにやってきたみっくん

でも、私と目が合うとすぐにふいっと逸らされた

……やっぱり避けられてる。




「はい、座って座って。冷めちゃうでしょ」

「わぁーったって。座るから」





私の目の前に座るみっくんだけど、もう目は合わない






「あ、私洗濯物そのままにしてたから、ちょっと片付けてくる!」

「え、優愛ちゃん食べないの?」

「私は後で食べるから、そのまま食べてて大丈夫だよ。食器は水につけて置いておいて!」





その場にいるのが気まずすぎて逃げてしまった。


そのまま自分の部屋へと入る


少しだけ、ここで時間を潰そう



























カチャカチャ




思ったよりもボーっとしてしまい、急いでリビングに戻ると玉ちゃんはいない。

みっくんは食器を洗っているようだった。




「あれ…?玉ちゃんは?」




思わず口に出してしまう





「さっき帰った。カレー美味かった、だってさ。」





こっちを見ないままそう答えるみっくん





「そっか…。ごめんね、食器洗い私がやるよ」

「いいよ、大丈夫」

「でもっ…」



「「あっ」」




隣に行き、スポンジを取ろうとする私の手にみっくんの手が重なった


でもそれは一瞬で、バッとみっくんが手を引っ込める




「……わりぃ。」


「…ううん。大丈夫。私がやるから」





そう言って洗い始めるとみっくんはまた和室へと戻っていった





だんだん視界が歪んでいき、食器を洗う手元に涙が落ちる





「ぅ…ヒック…ッ…」





なんでこうなってしまったのだろう。

私があの時、車で怒ったから?それとも他に何かしちゃった?




避けられてる理由がわからないのに謝ってもまた同じことを繰り返しちゃうだけだ。




熊さんのこともあるし…こんな状態の中みっくんにまで避けられちゃうなんて…






「あ〜…きっついなぁ…ッ」







さすがに私ももう限界かも…

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設定タグ:キスマイ , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;`)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです!続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2020年12月28日 12時

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