検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:13,843 hit

9話 ページ10

あーだこーだ考えながら、心臓っぽいいかにも弱点と言う様なところを狙って切っていた。

すると、急に、






ドドォォ〜ン!!!!





と大きな音と共に雷が洞窟近くに落ちた。

「だ、ダイ…。もう開花したってのか…」



今のは紛れもなくライデインだ。しかも、ダイの。

普通は、成人を迎えてから


・・
あの能力は開花する筈…。つまり、無意識の内にやってのけたと言う事だ。

やっぱダイ凄ェ。




ブ「いま…、天を貫いた稲妻は、勇者のみが操れるという正義の光、「ライデイン」…!
 わしの目の錯覚か…?」


「錯覚じゃないと思うー。おれにも観えた。」



直後、ガキンッと刀が弾かれ、絶体絶命のピンチに。
「あ、やべ。」


バ「トドメだ、小娘ッ!」


その瞬間、
ダ「待てーっ!!」



ダイが来た。それに驚いたキラーマシンが、動きを止めた。

来れない状況に置いてあったっぽい。

…来れない状況?




「おい、テメェ…ダイに何しやがったァァァァ!!!!!」




どすの利いた殺気入りの声で叫ぶ。
近くに転がっていた刀を両方取ると、


ザシュッ



いくら切っても切れなかったボディ(足首)が切れた。
ダ「(うわぁ〜…。姉ちゃんが怒ってる…)」

ダイは少し苦笑いをしながら、鼻水をすすった。



用件を思い出し、爺ちゃん達に説明を始めた。
姫が魔のサソリに刺された事。
毒はもう全身に回っている事。

その話をすると、テムジンが、爺ちゃんを殺せとバロンに命令。


それに気付いた姉ちゃんが爺ちゃんに駆け寄ろうとしている。

距離的に間に合わない。



爺ちゃんが危ない…!爺ちゃんが殺される!



そう思うと、何かがプツリと音を立てて千切れた。


ダ「うおおおお〜〜〜っ!!!」


「ダイ…、やっぱり…。」



そうフィーリアが呟いたのも耳に入らなかった。

キラーマシーンが放った矢を魔力で曲げる。

そして、風を寄せ集め(?)





ダ「バッ




  ギッ




 クロース!!!」





ダイは、キラーマシンに向かってバギクロスを打った。


「ダイ、効かないんだよ。それじゃ…。」


唯一聞くとすれば雷系呪文。

だが、ライデインを打つだけのMPが残っていないダイにはできる筈も無かった。



「ふぅ、しょうがないな。ダイ、ここはお姉ちゃんに任せろ。」

ダ「う、うん。ごめん…、姉ちゃん…」


これ以上ダイに怪我されると、心臓が張り裂けそうなのでおれが替わった。






「さてさてさ〜てぇ〜、いっちょ本気だしますか!」

10話→←8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆずぽんず(プロフ) - 一番最初のアテンション見て大丈夫かなと思ったのですが一話を読んでみるとダイの視点である一人称と、第三者側から見る三人称が混ざってしまっています。小説を書いてる人から見るととても読みにくいのでアテンションに加えた方が良いかと思います。長文失礼しました。 (2021年10月31日 4時) (レス) @page2 id: 280e3c4328 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - ゲーッ!!竜の騎士が、3人(・・!?。竜の騎士は、強すぎる、原作を変えてしまうぐらいの強さが、ある意味やべ〜(^^;;。 (2021年6月1日 19時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑠璃 | 作成日時:2016年4月5日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。