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11話 ページ12

南海の孤島「デルムリン島」
怪物島‐モンスター島‐と呼ばれるこの島に異変が起こっていた。


魔物同士が争っている。
その魔物の目は赤かった。
そう。モンスターの目になっているのだ。

慈愛の心を持つことがとても少ないフィーリアだが、此処にいる皆は別だ。

「どうしたんだ…!?」


こういうときは爺ちゃんに…


そう考えたフィーリアは、ブラスの元へ向かっていった。


「爺ちゃん、大変だっ!皆がヤベェことになってる!!」
ダ「ブラス爺ちゃーん!大変だぁっ!!皆が…!」


2人の声が重なる。急いで家の中に入ると、


ブ「ウ…ウウウ…」

頭を抱えて何かと戦っている様子のブラスが。


「じ、爺ちゃん!しっかりしてくれよ!」



ユッサユッサとダイとおれが肩をゆすると、


ブ「ウウ… ダ、ダイ!?それに、フィーリアも…。 うううっ。

 何かどす黒い血が全身を駆け回っとるようじゃっ…!

 気を抜くと大暴れしそうで…」




「島の皆も急に暴れだした。一体どうしたってんだよ…!?」


ブ「考えれる事はただ一つ。

 魔王が復活したのじゃ!!



 元来、この島に居る者たちは、魔王の手下のモンスター。

 それが勇者様が魔王を倒して下さったおかげで、

 邪悪な意思から解放され、平和に暮らせる様になったのじゃ…。」



ダ「それじゃあ、みんなは…」

つまりは悪の意思ってわけか。なら、マホカトールが有効…。
あれ、どんなんだっけ←



ブ「この暴力の血が騒ぐ感じは、紛れもなく魔王の邪悪な意思。

 甦った魔王が再びその暗黒の力で世界を束ねようとしているのじゃ!!

 ダイ、フィーリア、逃げろ!早くこの島を出るんじゃ!さもないと…、

 わし等はお前達を殺してしまうかもしれん…!」


ダ、フィ「「そんなっ!!」」


流石の俺でも、育ての親には手出しができない。

______________

〜近海にて〜

?「大変な事になってるみたいですよ。ポップ、急ぎなさい。」

ポ「はい先生。」
ポップと呼ばれた少年は、デルムリン島に向かって舟を漕いで行った。


______________

海岸では、3人が言い争っていた。

ブ「島を出るんじゃ!」

ダ「いやだ!爺ちゃんや皆を置いておれ等だけで逃げるなんてできない!
 こんなの勇者のする事じゃないよ!!」

「ここで逃げたら、爺ちゃんが殺されるかもしれないから行かない。」



?「その通り。良いことを言いますね、君達は。ダイくん、フィーリアさん!」

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ゆずぽんず(プロフ) - 一番最初のアテンション見て大丈夫かなと思ったのですが一話を読んでみるとダイの視点である一人称と、第三者側から見る三人称が混ざってしまっています。小説を書いてる人から見るととても読みにくいのでアテンションに加えた方が良いかと思います。長文失礼しました。 (2021年10月31日 4時) (レス) @page2 id: 280e3c4328 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - ゲーッ!!竜の騎士が、3人(・・!?。竜の騎士は、強すぎる、原作を変えてしまうぐらいの強さが、ある意味やべ〜(^^;;。 (2021年6月1日 19時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃 | 作成日時:2016年4月5日 9時

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