優しさ届ける広い空！6

＊２４２話　リッチでクールなお嬢様 ページ3

貴「おっひるっごはん!おっひるっごはん!」

お昼ご飯の時間です!

か「ふふ、なんだかA、嬉しそうね」

貴「だってすっごくおなか空いたんですよ。授業の後のご飯は格別です」

の「うんうん!分かるよその気持ち!」

う「はい!勉強をするとお腹が減りますよね」

しかも今日はマフィンがつくってくれたから美味しくないわけがない!

今度は一緒に作ろうかな

こ「じゃあ早速食べましょうか」

り「ですね!」

貴「はい!」

５『いただきま〜す!』

どんなにお腹が空いてても、ちゃんといただきますは言うあたりみんなの育ちの良さを感じる

では私も…

貴「いただきます!」

の「美味し〜!」

貴「私のも美味しい!」

さすがマフィン

ここからはいつも通り賑やかなランチタイム

・・・の、はずだったんだけど…


ドサッ


貴「!?」

隣からなんか重そうな音が…

嫌な予感がしてそーっと横を向いた

「ちょっAさん!?どうして無視するんですか!」

貴「・・・つまりわざと音たてたんですね…」

「い、いや〜、あはは、なんのことか…」

まぁわざとじゃなくても結構音しそうだけど

私の横にどっさりと積まれたそれは、沢山の手紙

貴「なんですかそれ?ていうか、誰宛てですか?そもそもなんの用なんですか?増子さん」

増「よくぞ聞いてくれました!!」

貴「」

相変わらずテンション高い

のぞみと同等かへたしたらそれ以上なんじゃ…

増「水無月会長、見てください。この封書は全部、生徒会長の日常を知りたいっていう生徒たちのリクエストなんです」

の「えぇ!?こんなに!?」

貴「・・・それ、めちゃくちゃプライバシーに反してません…?」

かれんさん綺麗だし、お嬢様だし、どんな生活を送っているのか興味がわくのは分からないでもないけど…

お「すごい人気だね」

う「羨ましいです」

・・・なんか最近無視されること多くないですか?

なんか最近私の扱い雑すぎやしませんか?

増「そこで!我がサンクルミエール通信が満を持して放つ特別企画!憧れの水無月会長に密着取材!超リッチにしてクールなお嬢様のベールに包まれた私生活が今明かされる!」

リッチは分かる。お嬢様も分かる

貴「・・・くぅる…?」

いやね、アニメを見てたらあぁかっこいいなってしかなってなかったけど…

関わってみるとなかなかお茶目で面白いお方ですよかれんさんは

クール…まぁここにいるメンバーで考えたらずば抜けてクールに近いとは思うけどさ

私はお茶目なかれんさんの方が好きかもなぁ

＊２４５話　執事語→←＊２４１話　帰り道

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す