*123話 作戦 ページ33
こ「逆に気づいてなかったのね…」
り「今まで何を聞いてたんだよ(汗)」
気づいてなかったものは仕方ない、うん
ア「・・・。続けていいかい?」
の「あ…。うん」
なんか今まで以上に視線が冷たい気がするけど、気のせいだよね
気のせいだと願いたい
ア「・・・そのときのチェーニ様は…なんて言うか…こう…目に生気がなかったっていうか…とにかく、一度も喋っているところさえも見たことが無かったんだ」
ナイトメアの言葉に、みんなが目を見開く
私達と一緒にいたときのAちゃんからは想像できなかった
Aちゃんはいつも優しい笑顔で笑って、すごく楽しそうにお喋りしていたから…
ア「だから、あんた達と関わりをもった後のチェーニ様には最初はすごく驚かされたよ。きっと…あんたたちがチェーニ様を…Aの心を、強くしたんだろうね」
マ「私達が…?」
ア「あぁ」
の「!」
私達…少しはAちゃんの力に…Aちゃんの支えになれてたのかな…
ア「そうそうそれと、パルミエ王国の作戦のことだけど…」
ナ「うそナツ!?」
ブ「残念ながら嘘じゃない」
そんな…
ブ「だが…見方を変えれば嘘だとも言える」
5『!?』
どういうこと…?
ブ「あのときのチェーニ様…まぁつまり、君たちと出会う前のチェーニ様だな…は、操られている状態だった。つまり、あの作戦自体を考えたのはチェーニ様だが…A君とも違う。少なくとも…A君の意思ではないということだ」
Aちゃんじゃない…良かった…
ブ「カワリーノさんは頭が固いから、A君を利用したんだろう」
・・・さりげなく悪口言ったんだけどこの人…
ブ「だから、これ以上A君を追いつめるんじゃないぞ」
の「それくらい分かってる。私も…みんなも」
私がチラリとみんなの方を向くと、みんなは力強くうなずいてくれた
ブ「そうか…。ならいい」
か「・・・ねぇ…あなた達はナイトメアなのに…どうしてこんなこと、教えてくれたの…?どうして…Aのことを、そんなに考えてくれているの…?」
ア「・・・単なる気まぐれさ。ただ…アタシは、チェーニ様の笑顔が…わりと好きだったからね」
マ「!」
・・・やっぱり、Aちゃんはすごい
Aちゃんの笑顔は、優しさは、いつも誰かを救ってくれる
それは…チェーニのときだって、相手がナイトメアだったって、かわらないんだ…
コ・ナ・マ『!何か出たココ(ナツ・マフ)!』
コ「コワイナー!!」
5『!?』
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桜月 - ありがとうございます!楽しんでいただけているなんて、すごく嬉しいです!学校…あぁ…夏休みの宿題がぁ…。こほん!私も5にみんなに元気をもらってます(笑)本当にありがとうございます!これからも頑張ります! (2019年7月26日 8時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 桜月さん初めまして!毎回楽しく見ています!5のみんなからいつも勇気や元気をもらいます!これからも頑張ってください!自分もこの小説見て学校頑張ります!! (2019年7月25日 6時) (レス) id: 30d442498d (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - アリサさん» 嬉しいです…!ありがとうございます!これからも頑張ります!本当にありがとうございます!どれだけありがとうございますって言っても足りないくらい嬉しいです!(笑) (2019年7月1日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 凄く凄く面白いです!元気を貰ってます!更新大変だと思いますが頑張ってください! (2019年6月30日 22時) (レス) id: 79d6df86c0 (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - まなさん» のぞみも可愛いですよね(笑)のぞみママの看病の回では、頑張るのぞみにめちゃくちゃ癒されました(´∀`*)応援ありがとうございます!すごく嬉しいです。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜月 | 作成日時:2019年6月15日 23時