＊１１１話 首コテン… ページ21
正直、後になって考えても、このときの自分の行動はよく理解できない
もしかすると、"チェーニ"の中にある"A"の記憶が目覚める前兆だったのかもしれない…
というのは、この後のチェーニの呟きをマフィンと一緒に聞いていたナッツさんの推理
まぁでも理由はなんにせよ、私はこの時の行動を後悔したことは一度もない、なんて言うと多少の語弊があるかもしれないけれど、少なくとも"A"としてならこの行動に関しては後悔はない
貴「・・・これは…このコレットは…ナイトメアが持つべきものではない…」ボソッ
ナ・マ「「！？」」
ド「ココ！ナッツ！マフィン！」
コ「ドリーム！」
ド「！良かった…。あなた…ううん、チェーニ、ココたちを助けてくれてありがとう！」
ドリームはそう言い、我に向かって笑顔を見せる
貴「・・・我は…ドリームコレットを守っただけだ」
ド「でも、ココたちのことも助けてくれたでしょ」
貴「それはこいつらがたまたま…」
ド「だからだよ。本当にドリームコレットを守っただけなら…ドリームコレットだけが狙いなら…ココたちのこと、助けてなんてくれなかったと思う。だから、ありがとう！」
何を考えているんだ…
我は…敵なんだぞ…？
貴「やめろ…！」
ド「え…？」
貴「笑うな…！我に笑いかけるな…！！」
ドリームが笑顔を浮かべるたびに、ありがとうと言うたびに、頭に鈍い痛みがはしる
が、それが誰にも悟られないよう、我は何気ない顔でブンビーの横に戻ってきた…つもりだ
ブ「あの…チェーニ様…？」
貴「何だ？」
ブ「ドリームコレット、どうして奪っちゃわなかったんですか…？」
ドリームコレット…？
どうして…どうして…
貴「あ…忘れてたわ…」
マ「！？」
ブ「忘れてたって…(汗)」
ブンビーの呆れた顔に、無性にムカついたので反撃を試みる
貴「・・・我がいなかったら、コレットはどうなっていただろうな」
ブ「うぐっ」
貴「我は粉々になってたと思うぞ。それがカワリーノにでもばれたらお前はきっと…」
ブ「わ、私が悪かったですから！カワリーノさんには言わないでください！・・・ね？」
貴「・・・お前の"ね？"にはときめかないわ…むしろ…引く…」
ブ「ひどい！」
そういうのはかわいい奴がやって初めてかわいくなるんだよ
貴「だっておじさんの首コテンだぞ？想像してみろよ…。誰得だって話でしかないだろ」
ブ「・・・泣きますよ？」
だからなんでそんなに反応が女々しくなる…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜月 - ありがとうございます！楽しんでいただけているなんて、すごく嬉しいです！学校…あぁ…夏休みの宿題がぁ…。こほん！私も5にみんなに元気をもらってます(笑)本当にありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月26日 8時) (
レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 桜月さん初めまして！毎回楽しく見ています！5のみんなからいつも勇気や元気をもらいます！これからも頑張ってください！自分もこの小説見て学校頑張ります！！ (2019年7月25日 6時) (レス) id: 30d442498d (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - アリサさん» 嬉しいです…！ありがとうございます！これからも頑張ります！本当にありがとうございます！どれだけありがとうございますって言っても足りないくらい嬉しいです！(笑) (2019年7月1日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 凄く凄く面白いです！元気を貰ってます！更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: 79d6df86c0 (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - まなさん» のぞみも可愛いですよね(笑）のぞみママの看病の回では、頑張るのぞみにめちゃくちゃ癒されました（´∀｀*）応援ありがとうございます！すごく嬉しいです。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜月 | 作成日時：2019年6月15日 23時
