優しさ届ける広い空！３

＊１０５話　ちっぽけなんかじゃない ページ15

ド「大いなる希望の力！キュアドリーム！！」

ル「情熱の赤い炎！キュアルージュ！！」

レ「はじけるレモンの香り！キュアレモネード！！」

ミ「安らぎの緑の大地！キュアミント！！」

ア「知性の青き泉！キュアアクア！！」

ド「希望の力と！」

ル・レ・ミ・ア『未来の光！』

５『華麗に羽ばたく５つの心！yes!プリキュア５！！』

ほんと、毎度のことながら感心するわ

観客はザワザワうるさい…

ル「やっちゃったよ…」

ミ「変身しちゃったわね…」

ド「イェース！！」

ル「やかましい！」

緊張感ねえな、おい

それと、観客みんなまぶしくて目、つぶってたから大丈夫だと思うぞ

あ…

貴「」ジッ

ド「な、何？」

貴「いや、変身後は人参背負ってないんだなと…」

我はわりと好きだったんだが…

ル「あんた、ほんとずれてるよね…(汗)なんでナイトメアやってんのか分かんないくらいに」

酷い言われよう

思ったことを口に出して何が悪いんだよ

貴「ここでイェースって叫べるドリームの方がずれてると思う」

ド「ひどい！」

ル「特に否定はしないけど…どっちもどっちだよ」

ド「えぇ！？」

・・・ドリームコレットを奪いに来てるのに変身後すぐは毎回雑談になるよな

なぞだ…

なんて考えていると、ギリンマが飛び出して行った

ギ「プリキュア、今日こそは容赦しないぞ」

今まで容赦してたのかよ

ド「それはこっちのセリフよ！うららの大事なステージを、よくも邪魔してくれたわね！」

ギ「ふん！知ったことかぁあ！」

コ「コワイナー！」

今日はそこまで雑談長く無かったな

てか、うららって言っちゃっていいわけ？知り合いってばれるぞ？

・・・プリキュアたちの戦闘を見て思う

ねぇステージ広くない？

まずプリキュアだけでも５人いるだろ？

でっかいコワイナーが暴れてるだろ？

で、しかもそこにギリンマもいるからな

おかしくない？どんだけ規模のでかいショーをやるつもりだったんだよ(汗)

ド「あんたたちのせいで、うららの大事な初ステージが台無しじゃない！」

すみません

ギ「お前らのちっぽけなステージなんかどうでもいい！」

最低か

いや我もぶっ壊してる側だけど

ギ「さっさとドリームコレットを、出せっつってんだよ！」

ギリンマはドリームに向かって腕を振り上げる

ドリームを守るようにルージュが間に飛び込んできた

ル「ちっぽけなんかじゃない！今日はうららにとって大事な一歩だったのに！」

レ「ドリーム…ルージュ…」

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