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『…私が、あの時動けなかったせいで……私が置いていったせいで…っ』
ミ｢そ、それは…違うっ！！｣
また胸を抑え苦しみ出すミカエラにAは駆け寄ろうとするが
ミ｢離れて…Aちゃん、君の血を吸いたくないんだ…｣
ミカエラは腕をのばしAから距離を取ろうとする
そんなミカエラの様子を見たA立ち止まる
『でも、ミカ血を飲まないと苦しいんでしょ……？』
ミ｢僕のことはいい…それよりAちゃんに話したいことが…｣
『話なんてどうでもいい！！！！ミカ死にそうじゃん！！これ、どうすればいい？その傷もどうしたら治せるの！？
やっぱり血！？血を飲めば治せる？！なら、飲んでよ！！血が足りないなら私の血を飲んでよっ！！！
ほら！私の血を！！』
泣きながらAは軍服のボタンを上から少し外し首筋を見せる
それにミカエラは顔を伏せる
ミ｢や、やめてよ…Aちゃん…我慢が、出来なく…｣
『我慢なんてしなくていいっ！！お願いっ！！どうしたらミカを救えるのっ！！』
ミ｢Aちゃん！！！｣
『…やっと会えたんだよ、やっと……なのに、またミカが死ぬところを見るなんて…私…っ』
ミ｢…Aちゃん
僕はまだ…人間の血を飲んだことがないんだ…｣
『え…？』
ミカエラの唐突な発言に目を見開く
ミ｢1度でも飲んだらもう後戻りが出来ないから…永遠に成長のない…完全な吸血鬼になっちゃうから……
Aちゃんに嫌われたくない…から…っ｣
『…嫌うはずがないじゃん…っ
…っでも、ミカは私の血を飲んだらその傷は治って死なないんだよね…？
ミカ…少し私の言うこと聞いて欲しい』
ミ｢…え？…っいやだよ｣
『…絶対聞いてもらうっ！！』
ミ｢な、なんでっ！！
酷いよAちゃん…僕にバケモノになれって言うの…？
ずっと我慢してきたのに…死ぬほど血を吸いたくても…2人に会うまではバケモノにならないようにしなきゃって…ずっと我慢してきたのに…っ
なのに…君はいつも簡単にっ！！｣
『簡単じゃないよ！！馬鹿！！
ミカが吸血鬼になるの嬉しいはずがないでしょ！でも…
どうしたらいい！！？私、ミカがまた死んだら…っもう生きてたくないよ……っ』
大粒の涙を流すAにミカエラは戸惑う
『だから…生きてよ！！吸血鬼になっても別にミカはミカでしょ！！？』
ミ｢…Aちゃん…っ｣
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みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます！ミカと夢主の関係がとっても大好きです！質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか？ (8月2日 19時) (
レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです！応援しております！！ (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 月 | 作成日時：2021年10月4日 0時
