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名古屋市役所
名古屋市役所を見張れるように気づかれないくらいの遠さのビルの屋上からグレンは双眼鏡を使って状況を見る
グ「これは…完全に待ち伏せされてるな
さてどうするかね」
優「当然人質を救うんだろ?」
鳴「罠なのわかってて正面から救う馬鹿いないだろ」
優「あ?じゃあどうすんだよ」
鳴「どうしましょうか一瀬中佐」
グ「…ここから狙撃しておびき寄せよう
もしも敵の数が多ければ…人質は見捨てて逃げる」
優「なっ…そんなこと…!!」
グレンの言葉に優一郎は声を荒らげるがそれを静止するようにシノアが手を動かす
シ「中佐、今回の任務の最重要事項はなんでしょう?」
グ「死なずに人数を維持することだ
次に人質の解放、最後に人質の救出
死ぬぐらいなら逃げる」
『つまり、逃げた先にさらにほかの任務があるってこと?』
グ「ああ、なるべく長期間吸血鬼どもをこの愛知に引き留め渋谷本隊が態勢を整える時間を稼ぐのが俺たちの役目だ」
君「なんだ、囮任務か…」
グ「貴族殲滅作戦は終わった何人殺せたか分からないが市役所にいるクローリー・ユースフォード、チェス・ベル、ホーン・スクルドの3人を除けば…
目標八人中5人殺せてる計算になる十分だ
人質を解放出来たら今度はなるべく敵の目を引きながらできるだけ長く生き残る任務を始める
だから……」
言葉を詰まらせるグレンに深夜は鬼呪装備を出しながら言う
深「だからここから狙撃して派手におびき寄せ、だけど逃げるって作戦ね
で、上手くいくなら人質も救う」
グ「もっと上手く行けば任務を終えた他の部隊も集まってクローリー達も殺せるだろう」
『そんな上手くいかないでしょ』
深「僕もそー思うよ」
グ「……ネガティブめ」
深「事実を言ってるけどできるだけうまくやろう、与一くん
名古屋市役所を狙撃するよ手伝って」
与「あ、はい!」
鳴「全員配置につけ吸血鬼からの攻撃に備える」
シ「みなさんもお願いします」
鳴海、シノアの声によりチームはそれぞれの配置につく
『…っはぁ、』
1人荒い呼吸を隠しながら未だに傷口が塞がらない腕を隠す
(神楽治すの遅いよ…)
月ノ神楽の力を使い続けたAは体力と回復力が遅れていた
シ「……Aさん大丈夫ですか?」
『ん…あぁ、平気だよ気にしないで』
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みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます!ミカと夢主の関係がとっても大好きです!質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか? (8月2日 19時) (レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです!応援しております!! (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 月 | 作成日時:2021年10月4日 0時